教員が中途退職する方法を元教師が解説【おすすめの転職先も紹介】
教師や公務員というと、定年まで働いてから退職するのが普通というイメージがあるかもしれません。
実際、ここ数年、6割強の先生が定年退職をしています。
その一方で、多忙や理不尽な生徒・保護者の対応、同僚、管理職との人間関係やパワハラなどで心身ともに疲れ果て、休職したり、中途退職してしまう教員が増えているのも事実です。
さらに、時代も変わって、今や自分のライフスタイルを優先して、中途退職する教師も増えてきているのも確かです。
教員が定年を待たず早期退職することについて、元教師で中途退職を経験している僕が解説していきます。
教員が年度途中に退職するのはあり?
教師が中途退職するといっても、いくつかパターンがあります。
- 計画的に年度末で退職する
- 育休や休職など、まとまった休職期間を経て退職する
- 突発的に年度途中で退職する
一つ目、二つ目はよくあるケースで、中途退職といっても、退職する先生も学校側も準備を整えて、年度末に退職を迎えられるので、スムーズにいきます。
三つ目の年度途中での退職はどうでしょうか?
普通に考えれば、いろいろな方面に迷惑をかけてしまうと心配して、年度途中の退職には踏み切れない先生もいるのではないでしょうか?
それについて述べていきます。
周りに迷惑はかかるけれど、そうも言ってられないはず
まず、教員が年度途中で退職しなければならない状況を想像してください。
例えば、何か他に自分のやりたいことが見つかり、退職したいということであれば、おそらく、ある程度の期間で、いろいろと根回ししたり、準備をして、できる限り、学校にも迷惑をかけないように動くはずですよね?
それが年度途中で突発的に退職しなければならないというのは、余程のことです。
休職に入ることもできず、もう辞めるしかないという状況である可能性が高いわけです。
精神的にかなり追い込まれているかもしれません。もうこれ以上無理をしたら、心を病んでしまうかもしれません。
ですから、周りに迷惑がかかるなんて言ってられないわけです。いち早く、安全、安心を求めて行動するべきです。
自分でどうにもならなければ、ご家族を頼って学校側とやり取りしてもらうのも適切な手段です。
こう言ってしまえば、無責任かもしれませんが、職場なんて一人くらい、急に欠けたからといって、仕事が回らなくなるようでは、そこの仕組み自体に問題があるのです。
そこをたやすくやり繰りするのが、管理職であり、教育委員会の仕事ですから。
周りの心配をするより、自分自身の今、そしてその後を優先して考えて大丈夫なんですよ。
休職する状況であれば、遠慮せず休職してからがよい
もし、精神的に追い込まれている状況で、医師より診断書がもらえるのなら、迷わず病休(90日間~180日間)あるいは休職(3年)という選択をしたほうがよいと思います。
その状態までいっていれば、かなりすでにつらい状況だと思います。本来はそうなる前に、何らかの処置がとれればよいのですが、現状、無理せざるを得ない雰囲気が教育現場にはあるのだと思います。
絶対にためらったり、遠慮したり、周囲の目を気にしてはいけません。本当に厳しければご家族に対応してもらうことも可能です。
休職の場合は、給与は少し減りますが、しっかりもらえます。
まずしっかりと休養を取り、その後のことは、ゆっくり考えていけばいいと思います。
「早く復帰しなければ」などと考える必要はありません。それよりも、自分がいかに楽に生きられるかを考えていくほうがいいと思います。
中には、長期に渡り休んでいることに罪悪感を感じる先生もいらっしゃいますが、それまで頑張りすぎた分の休息期間と捉え、図々しいくらい休んじゃえばいいんです。
年度末に退職できればよいが、状況によって年度途中になるのは仕方ない
途中退職といっても、もし年度末での退職が可能であるなら、何も心配いらないでしょう。転勤の延長だと捉えていいと思います。
心身の不調である場合も、いったん休職して、落ち着いてから年度末に合わせて退職という形がとれるのであれば、何の問題もありません。誰かに迷惑をかけることもないでしょう。
ただし、すでに精神的にいっぱいいっぱいの状態で、休職にも入れない、あるいは一刻も早く、退職したほうが楽になるようなケースであれば、迷う必要はありません。
覚えておいていただきたいのは、そのようなケースで、対応が遅れてしまうケースはあっても、早すぎるということはないということです。
あなたが望んでいて、エネルギーがまだ残っているうちに退職できるのなら、新しいキャリアを前向きに考えることができ、より幸せな人生につながるかもしれませんから。
また、心身の不調ではなく、退職して自分のやりたいことをする場合も、自分自一度きりの人生です。
ズルズルと年度末まで待つ時間がもったいないと感じるなら、年度途中でも退職してもいいと思います。
多少の批判も周囲から出るかもしれませんが、新しいことに挑戦するために退職するのであれば、それを気にするようでは成功しないでしょう。
教員を中途退職するベストなタイミングは?
教員を中途退職する場合のタイミングについてお伝えします。
タイミングというと二つ意味があると思います。
- 年度の中で、いつ退職するか
- 教員のキャリアの中で、いつ退職するか
一つ目のタイミングに関しては、先ほど述べたように
・年度末に退職できれば、誰にも迷惑をかけずに転勤の延長で退職できる
・心身の状況などによっては、遠慮なく年度途中でも退職するべき
二つ目の、教員のキャリアの中で、どのタイミングで退職するのがベストかというと、
「自分が決めたとき」
としか言えないでしょうね。
もちろん、それぞれの年代でメリット、デメリットはあると思います。
20代から30代前半の若いうちであれば、まだ先も長いですし、退職金などのことを考える必要はまだないですから、思い切って新しいキャリアを求めて退職に踏み切りやすいというのはあるでしょう。
30代後半から40代前半の中堅の教員であれば、経験はプラスになりますが、民間企業への転職となると敬遠される可能性はあります。
40代後半から50代となれば、ここまで来たら最後まで教員を、と考える人もいれば、退職してセカンドキャリアを、と考える人もいるでしょう。
その場合は、現実的には転職は厳しいでしょうから、起業という選択肢も出てくるでしょう。
いずれにしても、「自分にエネルギーがあって決断できたタイミング」がベストと言えるでしょう。
こちらの記事でも年代別の転職・退職について解説していますので、ぜひ参考にしてください↓
教員を中途退職する方法を解説!
続いて、教員が中途退職する場合の手続きについて、説明していきます。僕の経験を踏まえて説明しますので、かなり現実的に捉えていただけると思います。
特別、ややこしいこともないのですが、一連の流れやスケジュールとして頭に入れておくと、安心できると思います。
校長に報告するのは早いに越したことはない
「退職したい」という意向を校長に伝えるのは、早いに越したことはありません。人事、講師の選定なども関わってきますので、早く伝えておけば学校側もいろいろと準備ができます。
それこそ辞めるあなたも一定の手順を踏まえておけば、誰にも迷惑をかけることなく、転勤の延長で退職を迎えることができると思います。
ちなみに僕は、退職する年度の4月にはもう、校長に伝えました。そして、そこから事務長に話が通っていきました。
この段階では、特に何かを提出するなどはありません。口頭で、「辞めるつもりです」と伝えただけです。特に止められるということもありませんでしたね。
校長からは「11月に最終的な結論を教えてください」と言われました。
年度の途中で、決意する場合もあると思いますが、その時は、なるべく早めに伝えておいたほうがよいでしょう。
まだ、退職することが確定できてなくても「退職する可能性がある」とだけ伝えておくとよいかもしれません。
辞表や退職届などは必要ない
いわゆる辞表や退職願、退職届みたいなものを自分で書いて、提出しなければならないかというと、実は必要ありません。
所定の様式を埋めるだけです。
この辺りは、学校や校長によって、多少、対応が異なる可能性はありますが、僕の場合は、辞表や退職届などはいっさい書いていません。
渡された様式を埋めるだけでしたので、非常に簡単でした。年末調整の処理のほうがずっと面倒です。
まず、口頭で正式に退職することを伝えれば、あとは校長や事務長に指示されたとおりに準備すれば問題ないと思います。
中途退職だからといって、特別、面倒な手続きはないということです。
仕事の引継ぎはできるなら、しっかりやる
自分が担当していた仕事の引継ぎはどうするか、ということも状況次第です。
【計画通りの年度末退職の場合】
この場合は、前もってしっかりと引継ぎをしておくと安心だと思います。
ただ、僕がそうでしたが、年度末まで、なるべく退職のことを口外しないように管理職に言われました。
その場合、なかなか表立って仕事を引き継ぐというのは難しいと思いますので、年度末に可能か範囲で、ということになります。
【心身の不調や休職している場合】
この場合は、仕事の引継ぎなど気にする必要はありません。自分自身の体調や心を休ませることを最優先すべきです。仕事の心配が一番のストレスになりますからね。
そもそも引継ぎがないからといって、どうにもならない仕事なんてありなせん。もし、どうしても引継ぎが必要な案件があった場合は、無理に職場に行かず、管理職を通して、データなどのやり取りで十分でしょう。
家族にはいつ相談するべき?
既婚者の場合、家族への相談は、できる限り早めにしておきましょう。
精神的に辛い状態の時は、退職を決断する前から、相談しておくのがベストです。普段から、家族とのコミュニケーションをとっておくのが理想ではあります。
実際は、言うに言えない状況もあるとは思います。
しかし、手遅れになってからではなく、その前から家族との退職への共通認識があれば、次のステージへ向けて、しっかり準備ができるはずです。
また、心身の不調や休職ではなく、別の仕事がしたくて教師を退職する場合、家族に反対されることも十分考えられます。
教員、公務員は世間では安定していると言われる職業ですから、無理もありません。
それでも、よく話し合って、家族から応援されて退職を迎えたいですよね。
特に、お金のことはしっかり話し合われたほうがいいでしょう。
- 現在、貯蓄がどれくらいあるのか
- 退職後の収入の見込みはどれくらいなのか
- 新しい仕事が安定するまで、どのくらいの期間を見越しているか
こうした、お金のことを具体的な数字で示すことで、説得できるケースは多いと思います。
やはり、経済的な不安が最も大きいと思いますので、そこをある程度具体的な数字で示すことで、家族から理解されやすくなるでしょう。
同僚や生徒には黙っておいたほうがいいの?
校長に退職することを伝えた後、そのことを同僚や生徒など周囲の人に伝えるべきかどうかについてお伝えします。
計画的に年度末に退職する場合についてお伝えします。
結論から言うと、3月くらいまでは黙っておいたほうがいいでしょう。そもそも表向きは、教員の人事異動は発表が出るまでは口外してはいけないことになっています。
退職のことを早く人に伝えたからといって、何か処分を受けるということはないでしょうが、後ろめたさは残さずに進めたほうがよいでしょう。
また、あまりに早くから退職をにおわせてしまうと、周囲の士気に影響を与えることもありますので、できる限りぎりぎりまで伏せておきましょう。
僕も、人事異動の発表がある3月中旬くらいまで、ごく限られた数人の人にしか伝えていませんでした。
退職代行というサービスもある
もし、休職中だったり、精神的に辛く、どうしても学校へ出向いて、退職の手続きができない場合は、まずは家族に代理でやり取りしてもらうことも可能です。
もし、それも難しいとなれば、退職代行サービスを利用するという手もあります。
文字通り、勤務先と退職に関わるやり取りや手続きを代行してくれる民間のサービスです。
企業でのパワハラが原因で退職したいが、パワハラ上司に辞めると言えない、また、伝えたとしても退職を認めてもらえないなどのケースが増加したことを背景に出てきたサービスです。
教員であれば、管理職からのパワハラや同僚との人間関係などで、どうしても職場に足が向かない状況があるのなら、活用することで不安要素をひとつ減らすことはできるのです。
また、退職だけでなく、転職、起業を支援してくれるサービスを提供して退職代行サービスや、男性、女性それぞれに特化した退職代行サービスもあります。
少しでも退職に関わるストレスや不安を減らしたい人は、こうした退職代行サービスを利用するのも、良い方法かもしれません。
教員が中途退職を考えてしまう理由
そもそも、教師はどんな理由で退職を決意するのでしょうか?
ここからは考えられる理由をあげてみたいと思います。
- 多忙で家族との時間や自分の時間が持てない
- 生徒や保護者から理不尽なクレームが続いた
- 管理職や同僚との人間関係
- 教科指導や生徒指導に自信がない
- やりがいを感じなくなった
- うつ病などの精神疾患
- 新しくやりたいことがある
こんなところでしょうか。
いずれにしても、やはり思い描いていた理想と現実のギャップからくるものが多いと言えますね。
教員を中途退職する理由として多いのは、精神的に参ってしまうということです。
元々、教師の仕事は人の中で人を相手にする仕事ですから、ストレスを感じやすい職業です。そして、教師の性質として、真面目で責任感がある人が多いです。
そういった教員が、苦しい状況を一人で抱え込んで、どんどんストレスが溜まっていき、何かの拍子に心を病んでしまうというパターンがよくあります。
そうなる前に、弱音を吐ける職場、苦しみに気づいてあげられる環境を作っていくのも学校の課題かもしれません。
こちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください↓
僕が教師を辞めた理由
どうしてtakaさんは教員を辞めたのですか?
ひとことで言ってしまうと「ようやく自分には教師は合わないと気づいた」からですね。
若いころは忙しくてもそれが当たり前、それを望んで教師になったというのがあって、何の疑問も持たずに勢いでやっていた部分もあるのかもしれません。
教育現場がどんどん変化していく中で、筋の通らないことも我慢しなければならなかったりすることも増え、やりがいを見出せなくなったということがあります。
takaさんが働き方や生き方を変えるきっかけみたいなものはあったのですか?
結婚したり、子どもが生まれたり、人生のステージをいろいろと経験していくにつれてですね。
確かに、一つの仕事を定年までやり続けるというのは、すごいことでもあるのですが、それひとつだけというのも、どこかもったいないなという感覚がありました。
人生一回きりなのだから、もっといろいろな経験をするべきなのでは、という感情が芽生えたんですね。
そして、雇われて働くのではなく、「自分の人生や時間を自分自身でデザインしたい」と考え、フリーランスとして起業する道を選びました。
教師を辞めるのはもったいないと思ったことはなかったのですか?
教師という仕事にやりがいを感じなくなっていく自分もいて、それがちょうど20年目という節目だったので、あまりにタイミングよく退職に至ったという次第です。なので、もったいないという感覚はまったくなかったですね。
教師という仕事は素晴らしい仕事ですが、結局、僕には合っていなかったということなんでしょうね。
僕の場合、20年やって、ようやくそれに気づきました。
今、教師を辞めたいと考えているけど、不安で一歩踏み出せないという人に伝えたいことはありますか?
教員になって間もなくして辞めたいと思う人は、早い段階で自分にその仕事が合っていないということに気づけているということです。早ければ、いくらでもやり直しが効きます。
逆に僕のように遅くに気づいたとしてもどうにかなるわけですし、そこまでの経験を生かすことを考えればいいのです。
要は、教員を退職するのに良いも悪いもなければ、早いも遅いもないのです。自分がどうしたいかだけです。
教員からの転職先
ビジネス経験のない教員から転職するのが難しいと言われますが、教員を辞めたいと考えたときに悩むのが退職したその後のキャリアです。
教員からの転職となるとどのような転職先が考えられるでしょうか?
大きく分けると次の三つのパターンになります。
- 教師のスキルを生かせる転職先
私立学校教員、学習塾や予備校の講師、家庭教師、出版社、学習支援員、放課後児童支援員など - 教師とは全くの異業種への転職
旅行会社、保険会社の営業、飲食店経営、IT関連企業など - フリーランスとして起業
WEBビジネス、カウンセラーやコーチング関連など
できるだけ教員の仕事内容に近い職種を求める人もいれば、全くの異業種や起業して自分のビジネスに取り組みたいという人もいるでしょう。
どれが必ずうまくいくということはありませんから、自分自身が根気強くやりがいを感じながら取り組める転職先を選択する必要があることは言うまでもありません。
教師からの転職先のもっと詳しい内容はこちらの記事をぜひ参考にしてください↓
その後の不安を減らすために、退職前にやっておくべきこと
安定していると言われる教員の立場を手放して退職するわけですから、いろいろな不安が生じるでしょう。
退職後や退職そのものの不安を少しでも減らすために、退職前からやるべきことを解説していきます。
退職の全体の流れを把握しておく
不安というのは、見えないものに対して起こる感情です。ある程度予測ができれば、不安は和らぎます。
まず、教員が退職するにあたっての手続きなどを把握しておくとよいでしょう。それほど多くはないのですが、はじめてのことやわからないことだから不安になるだけです。
ただ、把握すると言っても、退職者向けの説明会が用意されていますので、そこで話を聞けば、ほとんどのことは解決しますので、あまりご心配なく。
ちなみに僕の場合は、12月にその説明会がありました。
保険の見直し、資産運用などでお金の不安を軽減
早めにやっておいて損はないのが、現状のお金の整理です。
もちろん、退職後の収入の心配はあると思いますが、それは退職したら頑張って稼ぐしかないので、退職前に心配しても仕方ありません。
それよりも、退職前からできることに目を向けましょう。
まず「保険を見直しておくこと」をおすすめします。教員在職中に入った保険で、自分がよく把握できていないものは不要な場合が多いです。
本当に必要なものに絞って、余計なものは解約することをおすすめします。
合わせて検討したほうがよいものとして「資産運用」があります。
これは何も株取引で儲けろという話ではありません。投資信託などの積立は早ければ早いほど、そのメリットを受けられることになります。
いずれにせよ、ある程度の知識は必要になります。そういったことに目を向けて、少しずつ知識を蓄えながら実践していくことで安心感を得ることにつながります。
また、スマホなどの通信費なども、見直せばそれなりの節約になるものは意外にあります。そこで節約できた部分を資産運用に回すという考え方もできると思います。
まず、家計をしっかり把握して改善できるところを見つけて、実行していくことをおすすめします。
副業はできないが、次のキャリアに役立つ学びを
副業ができる人であれば、途中退職するまで副業に取り組み、副業が本業の収入を上回ったり、安定したタイミングで退職すれば、スムーズにキャリアチェンジすることが可能です。
しかし、教員の場合はそうはいきません。
では、どうすべきかというと、次のキャリアで役立つことに取り組んでおくことをおすすめします。
例えば、転職先で何か資格を持っていたら優遇される部分があるのなら、その資格取得は教員在職中にもできるものが多いと思います。
新しい仕事に関するセミナーなどがあれば、参加してみるのもよいでしょう。
また、起業しようと考えているのであれば、収益化はしないまでも名前は出さずにブログ記事を量産したり、YouTube 動画を量産したりしておくことは可能です。
そうすることで、退職後に収益化するまでの時間短縮をすることが可能になります。
教員の仕事をしながら、別のことに取り組むのは難しいかもしれませんが、少しずつでもやっておけば、必ず後々に役立つはずです。
教師の副業についてはこちらの記事をぜひ参考にしてください↓
最終的には他人よりも「自分」を大事にして退職を考える
途中退職するというのは、定年退職とは異なり、いろいろな心配をしてしまいます。
- 本当に途中で辞めてしまっていいのだろうか?
- 周囲の人に迷惑がっかるのでは?
- 生徒や同僚はどう思うんだろうか?
どうしても周りに気持ちがいってしまいがちです。
でも、あなたが苦しいから、あなたがやりがいを感じられないから途中であっても退職しようと考えたんですよね?
自分自身の人生だから、退職しよう、退職したいと考えたんですよね?
「自分」を最優先して考えていいんです。
たとえ退職が年度途中になったとしても、誰かに迷惑をかけることになったとしても、最終的には「自分」を優先して退職を考えるべきだと思います。
他人への迷惑は一時です。
でも、無理をして過度な我慢をし続けたら、あなたの後悔は一生のものになります。
ぜひ途中退職、年度途中の退職になったとしても、「自分」を大事に考えてください。