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教員を退職するならどのタイミング?年度途中ならいつの時期がベスト?

砂時計

あなたが今すぐにでも教師を退職したいと思っているのなら、こんな疑問や悩みはありませんか?

「教員って、年度末にならないと辞められないの?」
「今月いっぱいで退職させていただきます、っていうわけにはいかないの?」
「どうやって辞めればいいの?辞表とか書くの?」

教員を中途退職したことがある人なんてあまりいませんから、実際どうなのか気になりますよね。

この記事では元教員の僕が、

  • 教員の中途退職のタイミング
  • 年度途中の退職についての考え
  • 中途退職する方法・手続き

これらについて解説していきます。

教員が中途退職するベストなタイミングは退職の理由による

スケジュール帳

教員が定年退職ではなく中途退職する場合の最も良い時期、タイミングを考えてみましょう。

次の二つの観点で考えてみるとよいでしょう。

  • 職場への影響ができるだけ少ない時期
  • 自分自身の状況やその後の展開を考慮したタイミング

周りに迷惑をかけないようにということも大事ですが、自分のために途中で教員を辞めて、新しいステージに進むわけですから、自分のことを最優先に考えることも大事にしたいですね。

では、具体的に解説していきましょう。

通常は年度末が中途退職するのに適切な時期

教員が中途退職するのに最も適切だと言える時期は、「年度末(3月末)」ですね。

教育現場は3月末が年度の切り替わる時期でもありますし、人事異動があり、メンバーが入れ替わる時期ですから、転勤や定年退職とそれほど変わりありません。

ですから、職場や同僚の先生に迷惑をかけるということもそれほどなくて済むタイミングになります。

もし、年度途中に退職することになると

  • 早急に講師を手配する必要がある
  • それまでの間、他の先生が授業を負担することになる
  • 部活動や校務分掌などで他の先生が代わりに負担する

などなど、どうしても職場や周囲の教員に負担をかけてしまうことにもなりますし、あなた自身も後ろめたさを感じることになってしまいがちです。

計画的に退職を考えることが可能であれば、年度末が不安なく、円満に退職できるタイミングであることは明らかです。

事情によっては年度途中の退職もやむを得ない

「大丈夫、安心して」と安心感を与える

しかし、年度途中であっても周囲に気を使い過ぎずに退職すべき場合もあります。

  • 心身の不調がある場合
  • 退職後のキャリアを考慮してやむを得ない場合
  • 突発的な事情

それぞれについて述べていきます。


【心身の不調がある場合】

教育現場はストレスのかかることが増える一方ですからから、特にうつ病などの心の不調には注意が必要です。

そのような状況になるケースは、我慢し続けて、積もり積もった結果、起こることです。

ですから、「もう少し、あと一年」という気持ちもわからなくはありませんが、無理して勤務することが手遅れを生む結果になります。早めに対処すべきです。

もし、可能であれば、休職するという方法があります。

休職して、心身を整えたうえで、じっくりその後の生活を考えるのが得策でしょう。そうすることで、年度末の退職も可能ですし、収入を得ながら、次のステージの準備をすることもできます。

使える制度は遠慮せず活用するべきです。

【次のキャリアを考えてやむを得ない場合】

この場合は、どうしても次のキャリアをスタートさせるのに、年度末まで待っていては時間が無駄になるというケースはあるかもしれません。

キャリアを成功させるには、いろいろなタイミングが重要であったりします。

特に民間企業に転職を考える場合、採用の時期が合わなかったりすることもあるでしょう。

自分の新しいキャリアをスタートさせたくて教師を辞めるわけですから、自分の都合を優先させてもいいと思います。

あまりに周囲の目を気にしすぎるようでは、転職、起業してもうまくはいかないでしょうから。

ただし、早めに伝えたり、業務の引継ぎの準備を整えたりして、できる限り、周りの負担をなくす努力は必要です。

退職の時期はわがままを通しても、仕事の負担は可能な限り職場に残さないようにすることで、周囲からの理解も得られると思います。

【突発的な事情】

例えば、身内の不幸で家業をすぐにでも継がなければならないなど、どうしても避けられない緊急事態です。

これは、本人の意思に反してという場合もあるでしょう。だれもが「やむを得ない」という状況でしょうから、周囲に甘えるしかない状況であるはずです。

目の前にある問題に対処することを最優先に考えるべきでしょう。

教師が年度末で中途退職する方法

次のステップ

ここからは、教員が定年ではなく、中途退職する方法や手順を紹介していきます。ここでは、年度末で退職する場合の方法について述べていきます。

僕が実際に教員を中途退職する際に、経験したことです。

あらかじめ流れを知っておけば、不安も和らぐと思いますので、ぜひ参考にしてください。

また、こちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

校長に伝えるタイミングは退職を決心したら早めに

まず、教員を辞めるという意思が固まったら、早めに管理職に伝えておきましょう。いつまでに、どのタイミングで、ということはありませんが早いに越したことはないでしょう。

校長に直接伝えてかまいません。副校長や教頭でも、もちろんいいと思いますが、どのみち校長に伝えてもらうだけなので、校長に伝えたほうが手っ取り早いでしょう。

ただ、少し迷いがあったり、事情によっては退職しないかもしれないという場合は、とりあえず副校長や教頭に伝えておいて、どうすればよいか指示を仰ぐというのもありかもしれません。

そのあたりは管理職の人柄にもよると思いますので、まずはいちばん信頼のおける、相談しやすい人に伝えておくとよいでしょう。

taka
taka

ちなみに僕が、校長に伝えたタイミングは春先の面談のときです。


早めに伝えておけば、特に迷惑をかけることは一切なく退職できますからね。

taka
taka

この段階では口頭で「今年度いっぱいで辞めます」と伝えただけです。

退職願とか辞表みたいなものは一切書いていません。特にこれといって面倒なことはなかったです。

もしかしたら、何か文章で書くように求められることが管理職によってはあるかもしれませんが、指示があったら指示通りに書けばよいと思いますよ。


それから、「引き留められたりしないか」という心配をする人もいますが、それは伝え方によると思います。

「辞めることに決めました」
「今後は、~をしたいと考えています」

ときっぱり言えば、わざわざそれを引き留めるほうが不自然ですから。

校長には最終的には11月までに申し出る

僕の場合、春先に伝えてありましたから、形式的なものになりますが、最終的な退職の意思表示は11月までにと言われていました。

人事や需給の絡みだと思います。

ですから、10月か11月に退職するという最終的な意思表示ができれば、一番よいと思います。

正式に辞めることを伝えると、事務的なやり取りが必要になりますので、当然、事務職員には伝わります。

そして、「退職届」という所定の様式を提出することになります。

これは、退職願や辞表みたいな文章を書くものではなく、簡単な様式です。

12月に退職者説明会に参加して手続きや書類を確認

書類

時期に関しては、地方自治体によって多少異なるかもしれませんが、12月に退職者説明会というものが、校外の会場で行われます。

定年退職者と普通退職者は別になりますが、ここではじめて他の教員に知れることになります。参加者にお互い知っている人がいなければ、自分が中途退職することはまだ誰もわかりません。

この説明会では、厚めのしおりが渡され

  • 退職金
  • 年金制度
  • 共済組合の医療保険制度
  • 今後の提出書類

などについて説明を受けたり、質問をすることができます。

ですから、この説明会に参加するとより具体的にその後の手続きがわかるようになります。

同僚教師に伝えるタイミングはぎりぎりまで我慢

「しーっ」とする男性

同僚には中途退職のことを、いつ伝えればいいのかは悩むところかもしれません。

僕は、それに関して校長に尋ねたときに「ギリギリまで黙っておくように」とは言われました。

やはり、周囲の影響ということを考えると、自分自身というよりは周りがやりにくくなったり、ちょっとしたきっかけで広まったりしますので仕事もしづらくなると思います。

ですから、前もって伝えるとしたら、本当に早めに伝えないと、その後の業務に大きな影響が出るような同僚のみにとどめておくことをおすすめします。

僕は、ごく限られた数名の同僚以外は、人事異動の発表が他の先生に伝えるタイミングとなりました。

もちろん、驚かれましたけどね。

そこまでギリギリでなくても、2月末か3月前半くらいまでは、退職することは同僚にも伝えないでおきましょう。

生徒や保護者には新聞発表までは伝えられない

当然、生徒や保護者に伝える時期についても同じことが言えます。

転勤のときを思い浮かべていただくとわかりやすいと思います。生徒に伝わるのは新聞発表があってから、あるいは離任式のときですよね。3月末ということですね。

ルール上、前もって伝えることはできません

もしかしたら、同僚が教育的な配慮で、気を利かせてそっと伝えるということはあるかもしれませんが、自分から言うのは控えておきましょう。

もし年度途中に退職するなら夏休みなどの長期休業がベター

OKサインをする女性

先ほど述べたように、教師が中途退職するなら年度末がよいというのはお分かりいただいたと思いますが、どうしても事情で、年度途中で退職しなければならないケースも出てきます。

その場合でも、少しでも周囲への影響を減らすとしたら、夏休みなどの長期休業中に退職するというのもありだと思います。

前年度から引きずってきた「辞めたい」という思いが1学期に出てくる可能性は大いに考えられます。

そういった場合は、1学期中、つまり7月の前半くらいまでには管理職に伝え、夏休み中に退職を進めるといった手順になると思います。少しでも時間がとれれば、講師を探したり、学校側の態勢を整える猶予ができます

冬休みだと短くはなりますが、学期途中の退職に比べれば、少しは学校側の準備期間ができると思います。

状況によってはあまり周囲に気を使い過ぎず、自分を優先することも大事かもしれません。

その中で、可能であれば、少しでもよりよいタイミングを選択することで、自分のうしろめたさの軽減にもつながります。

遅くとも1ヶ月前までには辞めることを伝える

相談

年度末ではなく、年度途中や学期途中の退職になる場合は、遅くとも1ヶ月前までには申し出るようにしましょう。

民間企業では、就業規則において1ヶ月前までに辞意を表明しなければならないと定めているところが多いようです。

教員も自治体によって差はあるかもしれませんが、1ヶ月前までに申し出るように定めている場合が多いようです。

もちろん、制度上は1ヶ月となっていても、実際、引継ぎや学校の態勢を整えるという点で考えれば、1ヶ月前に退職の申し出があっても、厳しいというのが現実です。

ですから、繰り返しになりますが、早いに越したことはないということです。

しかし、本当に悩みが深く、辛い状況であったらどうでしょう?

とても学校に行って教師として勤務するのはもうしんどいという状態だったらどうでしょう?

辞めるのはいつの時期がいいのかなんて言ってられなくなりますし、周りも頑張って続けろとは言えないですから、1ヶ月前というのも目安にしかならないのかなと思います。

ただ、現実的に言えば、そういった状況であれば、まず病休や休職という処置をとるべきですよね。

まず休んで体調、心の状態を整えるためにゆったり生活してみる。

退職はその後、ゆっくり考えるというのが適切な手順だと思いますので、1ヶ月前にいきなり教員を退職するという話は、あまり出てくるケースではないのかもしれません。

よほどの突発的なケースだけでしょう。

教員を辞めるのはもったいなくないのか?退職して後悔しないのか

瞑想

教員という安定していると言われる職業を辞めることに対して「もったいない」と思われることがあります。

また、先生を途中で退職してしまったら、後々、後悔することになるのではないかと心配する人もいると思います。

しかし、考えてみると「もったいない」という人は第三者でしかないということです。

辞める本人は教員としての生活をこのまま続けていては人生もったいないと思ったから退職を決意したはずです。

自分の人生、後悔したくはないと思ったから辞める決意をしたはずです。

後悔するかどうかは、何を求めて辞めるかということによるのではないでしょうか?

一時的に収入が減る可能性は高いでしょう。でも、そこから自分の求める仕事をして人生をステップアップしようと思うなら、後悔することはないでしょう。

・辛くて自分に合わない、やりがいを感じなくなってしまった仕事を少しの安定のために、嫌々続ける人生

・不安はあってもチャレンジングな自分のための新しい人生

どっちがもったいないですか?
どっちが後悔しそうですか?

まとめ:適切な手順で退職を進めることで周囲からの理解が得られる

どうせ辞めるなら、周囲の人から応援されたり、励まされたりして円満に退職したいですよね?

そうであれば、たとえ年度途中の退職になったとしても、筋を立てて可能な範囲でお互いの負担がないように退職を迎えられたらいいですね。

教員が中途退職する場合のタイミングと方法、手順をまとめておきましょう。

  • 年度末で退職できれば何の心配もいらない
  • できるだけ校長には早めに伝える
  • 同僚、生徒にはぎりぎりまで黙っておいたほうがよい
  • 状況によっては年度途中の退職になるのは仕方ない
    無理に我慢し過ぎることはない
    その時は可能な限り早めに校長に伝える
    まず病休や休職を検討する
  • 気にしすぎることはないが、可能な範囲で周囲の教員の負担軽減を考える
  • あれこれ心配し過ぎず、最終的には自分を優先してよい

最後は自分が少しでも楽な方法で退職を進めるのが一番ですからね。

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