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英語の基本5文型の見分け方:例文を使って初心者でもわかりやすく解説

1~5を示した指

英語の勉強をしていると必ず「文型」という言葉に出くわします。外国語を学ぶうえで、その言語の「型」を知れば、当然理解が深まるのですが、なかなか簡単にはいかないのが現実。

実は、学校のテキストなどでは、以前はこの「文型」は最初のほうに出てきていたのですが、今は後半のほうに扱うテキストが増えてきました。

つまり、「文型」でつまずいてしまう英語学習者が多いということが分かります。

ですから、これまで「文型」でつまずいてしまった人も、心配せず、ここでもう一度覗いてみてください。わかりやすく解説していますので。

英語の文型の見分け方を知る前に

「ちょっと待って」と示す手

まず、英語の「基本5文型」の見分け方そのものを知る前に、いくつか知っておいてほしいことを解説しましょう。

文型を見分ける際の手助けになりますので、ぜひ確認してくださいね。

英語の文型を見分け方がわかると何がいいのか

まず、なぜ英語の「文型」を理解する必要があるのか、理解できるとどんなメリットがあるのかを説明しましょう。

まず、結論から言うと、

『英語の文型を理解すると、英語の仕組みを理解することになるので、これまでの倍の能率で英語の学習を進めることができる』

『英語の「型」をマスターすることで表現できることが広がる』

ということです。

もちろん、文型を全く無視して、英語のフレーズを丸暗記することで、できることもありますが、丸暗記はさすがに限界があります。

英語の「型」という仕組みを理解することによって、丸暗記という労力を半分にしてくれる、つまり、学習の能率を倍にしてくれることにつながります。

さらに、英語の表現に対して、腑に落ちた状態で学習が進むので、どんどん進みを速めてくれるのです。

そして英語の「型」を理解すれば、その型に当てはめて、単語や表現を入れ替えて自由に表現することが可能になります。

言語ですから、日常の頻出表現など、ある程度フレーズの暗記は欠かせない部分ではあります。

でも、フレーズ集で覚えた表現が、自分の言いたいこととすべて一致するということはあり得ません。

そこで必要になるのが、「文型」を理解したうえでの表現力になるわけです。

僕たち日本人も、子供のころは小さなかたまりでしか表現できませんでしたよね。それが成長するにしたがって、長い文章で表現できるようになってきたわけです。それは、無意識に日本語の「型」を使って表現レベルを上げているんです。

ただ、第2言語としての英語学習の場合、「無意識に」ということは非常に困難です。すでに日本語の回路ができあがっているからです。

ですので、英語の仕組みである「文型」を理解して学習を進めることが重要であるということがお分かりいただけると思います。

日本語には文型ってあるの?

ところで、日本語には「文型」というものがあるのでしょうか?

僕は学校で習った記憶はないのですが(ちゃんと学校で教えていらっしゃったらごめんなさい。私の不徳といたすところでございます。)、実はあります

日本語は「基本3文型」というものがあるようです。

①誰、何が・~する 
(例:私は新しいパソコンを買います。)

②誰、何が・~(形容詞)である 
(例:あのビルはとても高い。)

③誰、何が・~(名詞)である 
(例:あの人がうちの会社の社長です。)

この三つが日本語の基本3文型のようです。

英語に比べるとだいぶアバウトですね。

英語の補語(主語や目的語の状態や存在を表す語)にあたる語は、上記の日本語の基本3文型の②と③の述語にくっついてます。

英語の目的語(~を、に)は、日本語の基本3文型には含まれていませんね。
これはおそらく、日本語には助詞(を、に、が、で、などなど)というものがあるので、どこに配置されても意味は通じるという発想からでしょうか。

いずれにせよ、ちゃんと日本語にも文型は存在していて、外国人に日本語を教える日本語教師の方で、この日本語の基本3文型を教えている方もいらっしゃるようです。

ですから、「文型」は英語に限った話ではないということなんですね。

英語の5文型と語順の関係を知ろう

英語の5文型と英語の語順について触れておきましょう。

お気づきの方も多いかもしれませんが、

文型 ≒ 語順

この関係が成り立ちます。

「文型」というのは、英文がどのような仕組みでできているかという「型」ですから、そこにどのような順番で語が配置されているのかという「語順」の要素が、当然組み合わさってきます。

ですから、どちらかを学べば、両方を学ぶことになりますし、互いの理解を深めることにもなるのです。

英語の「語順」も「文型」も、ここを理解しているのとしないのでは、これからの英語学習に大きな差を生むことになります。

一度に100%理解しようとするのではなく、定期的に繰り返し確認することをおすすめします。

英語の語順に関してはこちらの記事もぜひ参考にしてください。
『【初心者でも大丈夫】英語の語順を基本からわかりやすく!語順感覚を身につける』

上記の記事では、できるだけ文法用語、記号を用いずに解説しています。
こちらの「文型」の記事とあわせて読んでいただけると理解がぐっと深まりますよ!

英文を構成する要素と記号を確認!

アルファベットのブロック

では、はじめに英文を構成する要素と、それぞれの記号を確認していきましょう。

なんとなくは覚えている人も多いかもしれませんが、それぞれの要素を理解すると、文型の理解を深めますので、しっかり確認しましょう。

主語【S】:誰が(は)、何が(は)

「主語」は日本語にもありますから、認識している人は多いですね。

その文章の「誰(何)が・~する」や「誰(何)が・~である」といった中の「誰が(は)」「何が(は)」といった部分ですね。

記号は【S】です。

‘subject’ の頭文字です。

英語の文では、主語は「一番最初」「動詞の前」と覚えておきましょう。

それから、これもとても重要なことですが、
日本語では、「この映画、昨日見たよ。」のように省略されることがよくあります。

しかし、英語では基本的には省略してはいけません

I saw this movie yesterday.”

というふうに、主語、つまり「誰が、そうしたのか」ということをはっきり伝えましょう。

動詞【V】:~する、~である

英語の動詞」【V】という記号で表します。

‘verb’ の頭文字ですね。

英語の動詞で覚えておいていただきたいのは、2種類の動詞があるということです。

『be 動詞』と『一般動詞』です。

それぞれ説明していきましょう。

【be 動詞】

まず、「be 動詞」は

原型:be
現在形:am, is, are
過去形:was, were
過去分詞形:been

以上、これですべてになります。

役割は次の二つを覚えてください。

・状態を表す
・存在を表す

「状態を表す」というのは、「主語は、こういう状態ですよと述べたいときです。

“The movie is interesting.” 
(その映画は面白い)

“They are sick now.” 
(彼らは今、具合が悪い)

このように、「主語が、こういう状態ですよ」と伝える役割があります。

次に「存在を表す」というのは、二つの存在をイメージしてください。

ひとつめが、「主語は、~という存在である」
つまり、もう少しわかりやすくすると「主語イコール」の「イコール」です。

学校などではこの「イコール」という意味で習うことが多かったかもしれませんね。
この「イコール」というのが、「こういう存在ですよ」という部分にあたります。

“She is a famous writer.”
(彼女は有名な作家です)

「彼女 イコール 有名な作家」、「彼女は有名な作家という存在なんですよ」 という意味合いになりますね。

もう一つの「存在」は、「ある」「いる」という意味の存在です。

この意味は、覚えていない人が多いと思います。

“Your key was in that box. 
(あなたのカギはあの箱の中にありましたよ)

“Your classmates are in the gym now.” 
(あなたのクラスメイトは今、体育館にいるよ)

この「存在」の be 動詞は「ある」「いる」という意味ですから、当然、be 動詞の後ろに場所を表す表現が続きます

【一般動詞】

次に「一般動詞」です。
おそらく、僕たち日本人にとっては、「be 動詞」に比べると、「一般動詞」のほうがイメージしやすいと思います。

いわゆる動詞を思い浮かべてもらえばよいと思います。
「歩く」「食べる」「読む」「寝る」・・・

be 動詞とは異なり、あげればきりがないですね。

また、一般動詞の中には「規則(変化)動詞」と「不規則(変化)動詞」というものがあります。

talk-talked-talked, change-changed-changed

のように動詞の後ろに ‘-ed’ や ‘-d’ をつけて過去形、過去分詞形をあらわすものを「規則(変化)動詞」と呼んでいます。

それに対して、

speak-spoke-spoken, find-found-found, send-sent-sent

などのように文字通り不規則変化で過去形、過去分詞形を表すものを「不規則(変化)動詞」と呼んでいます。

不規則(変化)動詞については、不規則といっても、いくつかのパターンがあります。

完全な丸暗記をする必要はなくなってくると思いますが、最初のうちは、学校の教科書や市販のテキスト、問題集などについている基本動詞の不規則変化表などを使って、一気に覚えたほうがいいです。

その後は、その都度、覚えていくと自然にどういう動詞だとどういう変化をするのか、ある程度のパターンが見えてきますので、それほど覚えるの額でなくなっていくと思います。

目的語【O】:誰を(に)、何を(に)

英語の「目的語」【O】という記号で表します。

‘object’ の頭文字です。

‘object’ という単語には「対象」という意味があります。
動詞の対象になる「名詞(もの、こと)」を「目的語」と呼んでいます。

“I read・・・” (私は読みましたよ)といった場合、「何を?」ってなりますよね。

“I will call・・・” (私は電話します)と言えば、「誰に?」
“I really like・・・” (私、ほんと好きなんだよね)であれば、「何を?誰を?」ってなりますよね。

‘read(読む)’ 、’call(電話をする)’ 、’like(好き)’ など、その動詞の「対象」にあたる「誰を、何を」「誰に、何に」の部分が「目的語」です。

「目的語」には「名詞」がくると覚えておきましょう。

補語【C】:SやOの状態や、SやOの存在を表す

英語の「補語」【C】で表します。

‘complement’ の頭文字です。

‘complement’ とは「補足して完全にするもの」という意味があるのですが、ちょっとイメージしづらいですよね。

「補語」というのは

「主語(S)や目的語(O)の状態や、それがどうのような存在なのかを説明する役割」

「主語や目的語イコールになるもの」

です。

目的語と比べると、少しわかりづらいと感じる人は多いようですので、意味合い、イメージを例文で確認してみましょう。

“Mary is absent today.”
(メアリーは今日は欠席です)

これは「メアリーは今日は ‘absent(欠席している)’ 状態ですよ」という意味合いを表しています。

“Mr. Tanaka is our homeroom teacher.
(田中先生は私たちの担任の先生です。)

これは「田中先生は、私たちの担任の先生という存在なんですよ、田中先生イコール私たちの担任の先生ですよ」という意味合いを表現していますよね。

このように主語の状態や存在、主語イコールになっている ‘absent’ や ‘our homeroom teacher’ が「補語」(C)になります。


次に目的語の状態や存在を表す場合を例文で確認してみましょう。

“The news made me happy.”
(その知らせを聞いて私はうれしくなった。)

つまりは「その知らせが私を ‘happy’ な状態にした」「その知らせが私イコール ‘happy’ にした」というイメージです。

“His father made him a politician.
(彼の父親は彼を政治家にした)

これは「彼の父親は彼を ‘politician(政治家)’ という存在にした」「彼の父親は彼イコール ‘politician(政治家)’ にした」という意味合いを表現しています。

このように今回は、 ‘me’ や ‘him’ といった目的語(O)の状態や存在を表したり、目的語イコールになっている ‘happy’ や ‘a politician’ が「補語」(C)になるわけです。

修飾語【M】:上記以外の場所、時などを表すことば

学校で英語の文型を習う場合、この修飾語【M】までは習っていないという人も多いと思いますので、確認しておきましょう。

まず、修飾語【M】は、’modifier’ の頭文字であり、そのまま「修飾語」という意味の単語です。

時、場所などを表現する語句で、【S】【V】【O】【C】 に含まれない語(句)が【M】にあたると解釈してください。

そして、【M】は副詞」・「前置詞のかたまり」と覚えるとよいでしょう。

まず、「副詞」というのは、名詞以外を修飾するものがすべて副詞になるのですが、
もう少し、わかりやすくするために動詞に係る語(句)をイメージしてください。

昨夜(last night) 楽しんだ  
一生懸命(hard)
勉強した
はっきりと(clearly)
述べた

上の例のように、それぞれ動詞に係っているのがわかると思います。
それらが「副詞」であり、【M】にあたります。

次に、「前置詞のかたまり」を説明しましょう。

まず、「前置詞」とは文字通り「前に置くことば」です。何の前に置くかというと基本は「名詞」の前です。

ですので、「名詞前置詞」ということですね。つまり「前置詞」は「名詞」とセットで使いましょうということです。

「前置詞」の代表的なものをあげると

to, in, at, for, on, of, under, over, about などなどです。

よく目にしているものばかりですね。それぞれ「場所」や「時」などを表す意味を持っていますので、名詞とセットになって、先ほどの「副詞」の役割をしているということになります。

at school(学校で)
to Tokyo(東京へ)
in July(7月に)
on the desk(机の上に、机の上で)

「前置詞」と「名詞」がセットになって、場所や時を表しているのがわかりますね。
これらは意味を考えてみると、

「どこどこで、へ」⇒「~する」
「いついつ」⇒「~する」

のように、動詞に係っていて「副詞」の役割をしているのがわかると思います。

こういった「副詞」や「前置詞のかたまり」を修飾語【M】と表しているんです。

英語の基本5文型の見分け方を例文でチェック

スタートボタンを押す指先

ここまで英語の要素と、その記号をしっかり確認してきました。

それが理解できた人はもうすでに英語の基本5文型は見分けることができるようになっているはずです。大いに自信を持って、例文でさらに理解を深めてください。

いまいち理解不十分という人は心配しないでください。ここから、例文とともに確認していきますので、「そういうことだったのか!」と5文型を見分けることができるようになりますので。

では、いきましょう。

第1文型【S・V(+M)】

指1本

まず、第1文型というのは【S・V】、つまり「主語・動詞」で構成された文章のことをいいます。

「S が V する」

で成り立つ英文で、後ろに【O】や【C】は続きません

I ran to the park.”
(私は公園まで走りました)

The next train comes at 11:00.”
(次の電車は11時に来ます)

これらは【S・V】の文です。

ここで、多くの人が混乱してしまうのが、うしろに続く “to the park” や “at 11:00” は何かということだと思いますが、修飾語【M】で確認したことを思い出してください。

“to” や “at” のような「前置詞のかたまり」はあくまで修飾語【M】 でしたね。

別の例文でも確認してみましょう。

He swims fast.”
(彼は泳ぐのが速い、速く泳げる)

She smiled kindly.”
(彼女は優しく微笑んだ)

これらももちろん、【S・V】の文ですが。
うしろに続いている “fast(速く)” や “kindly(優しく)” は動詞に係っている「副詞」なので、【O】 や【C】などと間違えないようにしましょう。

【S・V】の文は、ほとんどの場合が、うしろに「時」、「場所」、「様態(どんなふうに)」などを表す表現が続いているのがわかりますね。

つまり【S・V(+M)
これが実際の第1文型だと覚えておきましょう。

動詞【V】に続く表現が【O】 や【C】なのか、それとも修飾語【M】なのかを見分けられるようになることがポイントです。

第2文型【S・V・C】

Vサインをする女性

【S・V・C】つまり「主語・動詞・補語」となる文型を第2文型といいます。

「補語」【C】がどのようなものだったか覚えていますか?

「補語」【C】の復習はちら

「補語」【C】をしっかり理解すれば第2文型を理解することになりますので、ぜひ復習してみてください。

第2文型の文は、

「S は C の状態である」
「S は C という存在である」
「S イコール C」

このような意味になります。

では例文で理解を深めましょう。

I(S) am(V) a teacher(C).”
(私は先生です)

You(S) look(V) happy(C).”
(あなたは幸せそうですね)

ひとつめの例文は「私イコール先生」「私は先生という存在ですよ」という意味合いです。
ふたつめは「あなたは “happy” な状態に見えますね」という意味合いです。

《第2文型でよく使われる動詞》

第2文型は主語(S)の状態や存在を補語(C)で表す文型なので、そこに対応する動詞(V)がある程度、決まってきます。

第2文型でよく使われる動詞をチェックしましょう。

〈be 動詞〉

まさに「状態」「存在」「イコール」の意味を持つ「be 動詞」が使われることは多いです。

例)She(S) is(V) his girlfriend(C).
(彼女が彼のガールフレンドだよ)

  The concert(S) was(V) fantastic(C)!
(コンサートはすばらしかったよ!)

〈look(~に見える)/ seem, appear(~のようだ、~に思われる)など〉

【S・V・C】の文型は、【S】の状態を【C】が表すので、当然、「ある状態に見える」「ある状態のようだ」という表現はよく目にします。

例)You(S) look(V) pale(C).
(顔色悪いよ(あなたは顔色が悪く見えます))

  He(S) seems(V) nervous(C).
(彼はいらいらしているようだ)

〈become, get, turn, grow(~になる)など

これらの動詞には「ある状態になるという意味があるので、第2文型で使われます。【C】には「形容詞」がきます。

また、’become’ のように「ある存在になる」という意味で、【C】に「名詞」を持ってくることもあります。

例)They(S) became(V) rich(C:形容詞).
(彼らは裕福になった)
 
 She(S) became(V) an artist(C:名詞).
(彼女は芸術家になった。)

  I(S) got(V) better(C).
(私は体調が良くなりました)

  The leaves(S) turned(V) red(C).
(葉が赤くなった。)

〈feel(~に感じる)/ sound(~に聞こえる)/ taste(~の味がする)/ smell(~のにおいがする)など

これら知覚に関する動詞も第二文型で使われます。
【C】には形容詞がきます。

例)I(S) feel(V) chilly(C).
(寒気がする)

  That(S) sounds(V) good(C)!
(いいね!(よく聞こえる、響きがいい))

  It(S) tastes(V) good(C)!
(おいしい!)

It(S) smells(V) bad(C).
(くさい)

〈keep, stay, remain(~のままでいる、ある)

「ある状態のままでいる、ある」という場合も上記のような動詞を用いて、第2文型で表現します。

例)She(S) kept(V) silent(C).
(彼女は沈黙したままであった)

  Stay(V) calm(C).
(落ち着いて)
 
 ※主語(S)がなく、動詞(V)からはじまるときは命令文。(~してください、~して、~しなさい)

第2文型【S・V・C】で使われる動詞を確認してきましたが、大事なポイントは「主語【S】の状態や存在を表すのが【C】 である」ということです。

ここで紹介した動詞はすべてそのような性質をもった動詞です。
丸暗記はしなくても補語【C】の性質をしっかり理解すれば、この文型を見分けるのは難しいことではないのです。

第3文型【S・V・O】

指3本

第3文型【S・V・O】は

「S が O を V する」「S が O に V する」

という文系です。

この文型は意味がしっくりと通る場合が多いため、理解しやすい文型です。

目的語【O】というものをしっかり理解すれば、この文型を理解したと言っても過言ではありません。

「目的語【O】」の復習はこちら

目的語【O】というのは、動詞【V】の「対象」にあたります。

「見る」➡「テレビを」
「電話する」➡「お母さんに」
「飲む」➡「水を」

動詞の対象(~を、に)になっているのがわかりますね。

そして、第3文型の大事なポイントは

「動詞」【V】のすぐあとに目的語【O】である「名詞」がくる

ということですので、しっかり覚えておきましょう。

では、例文で理解を深めましょう。

My sister(S) watched(V) the movie(O) last night(M).
(昨夜、姉はその映画を見ました)

I(S) will call(V) you(O) later(M).
(後であなたに電話します)

I(S) drank(V) a glass of water(O).
(私は水を一杯飲んだ)

目的語には「名詞」がくると述べましたが、「名詞の役割をしたかたまり」になることもあります。

① I(S) enjoyed(V) playing baseball(O).
(野球をして楽しんだ)

② We(S) decided(V) to stay here(O).
(私たちはここにとどまることに決めた。)

③ I(S) don’t know(V) what I should do(O).
(私はどうしたらいいかわからなかった)

①は、’play’ という動詞が ‘ playing‘ という名詞になって目的語になっているパターンです。

②は、’to stay here’ の部分が ‘to’ がつくことによって「ここにとどまること」という名詞のかたまりになっています。

③のように、文のようなかたまりが目的語にくることもあります。
これも、’what I should do’ の部分が「私が何をしたらよいのかということ」という名詞の役割をしているんです。

目的語はかたまりになっても、すべて「名詞」の役割をしていることがおわかりになったと思います。

動詞の対象になる「名詞、名詞のかたまり」、これが目的語【O】なのです

第4文型【S・V・O¹・O²】

ペンキで描かれた数字の「4」

続いて第4文型ですが、要素が一つ増えたので、少し難しく感じてしまう人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

その通りに並べればよいだけですので、シンプルに捉えましょう。

第4文型【S・V・O¹・O²】は

「S が O¹ に O² を Vする」

以上、そのままです。

この第4文型は順番通りにあてはめてあげるだけですので、難しいことは考えず、文型と語順をしっかり覚えましょう。

ポイントは一つだけです。

「S・V・O¹・O²」の「O¹・O²」の順番をしかっり守るということです。

「O¹」には「~に」がきます。
「O²」には「~を」がきます。

I(S) will send(V) you(O¹) an email(O²).
あなたに(O¹) ・メールを(O²)・ 送ります)

「O¹に・O²を」という順番を逆にしてしまうと、意味も逆になってしまうので、この順番だけ確実にマスターしてくださいね。

いくつか例文を確認して、定着させてください。

My father(S) bought(V) me(O¹) a new watch(O²).
(お父さんが僕に新しい腕時計を買ってくれた)

Mr. White(S) teaches(V) us(O¹) English(O²).
(ホワイト先生は私たちに英語を教えてくれる)

Judy(S) gave(V) her daughter(O¹) a nice present(O²).
(ジュディは娘に素敵なプレゼントをあげた)

素直に順番通り語句を配置すればよいということがおわかりですね。
単語を入れ替えて、いろいろな文を作ってマスターしてくださいね。

第5文型【S・V・O・C】

カラフルな5本指

さあ、いよいよ第5文型まできましたね。

第5文型は学校などで教わったときも、難しいと感じる人が最も多かった文型だと思います。

しかし、ここまで、それぞれの要素をしっかり理解した人であれば、この第5文型もすっと理解できる状態のはずです。

特に、補語【C】がどのようなものであったかを理解しておくことが大切ですので、ぜひ確認をしてみてください。

「補語」【C】の復習はこちら

それでは第5文型【S・V・O・C】いきましょう。

第5文型は、

「S が O イコール C となるように V する」
「S が O イコール C であると V する」

という意味合いになります。

第5文型は、第4文型【S・V・O¹・O²】のようにすっきりと意味があてはまるわけではありません。

それで、難しいと感じてしまう人が多いのですが、上記のような意味合いで覚えれば、これもわかりにくいものではありませんので、心配いりません。

さらに、この第5文型で用いられる動詞や表現もある程度決まったものなので、表現として覚えるという方法もよいと思います。

それでは、例文を用いて説明していきます。

The news(S) made(V) me(O) happy(C).
(その知らせを聞いてうれしくなった(その知らせが私をうれしがらせた))

まず、この文型で見てほしいのは【O】と【C】の関係性です。

第2文型では【C】は【S】とイコールであったり、【S】の状態を表現していましたね。

今回は【C】の前に【O】が入ることで、【C】は【O】とイコールになったり、【O】の状態を表す役割をしているのです。

ですので、

「The news(S) が me(O) イコール happy(C) となるように made(V) した 」

つまり

「The news が me を happy にした」

※第5文型では ‘make’ は「(~状態に、~という存在に)する」という意味で使います。

ということなんですね。

もうひとつ例文いきましょう。

I(S) found(V) this sentence(O) easy(C).
(私はこの文は簡単だとわかった)

これも

「I(S) は this sentence(O) イコール easy(C) であると found(findの過去形)(V)した」

つまり

「I は this sentence が easy だと found した」

となるわけです。

第5文型の意味合い、理解できましたか?

それを理解したうえで、実用性という点を考え、この文型で使われる表現はある程度、限られてきますので、まず、代表的なものを表現として覚えてしまいましょう

《第5文型に使われる表現》

第5文型に使われる表現は【動詞・O・C】という形で意味を覚えてしまいましょう。

make・O・C(O を C にする)
His word(S) made(V) her(O) angry(C).
(彼の言葉が彼女を怒らせた。)

keep/leave・O・C(O を C のままにする)
Jake(S) keeps(V) his desk(O) clean(C).
(ジェイクは机をきれいにしている)

call・O・C(O を C と呼ぶ)
Call(S) me(O) Jeff(C).
(僕をジェフと呼んで)

name・O・C(O に C と名前をつける)
They(S) named(V) their baby(O) Anna(C).
(彼らは赤ん坊をアナと名付けた)

find・O・C(O が C だとわかる、思う)
I(S) found(V) this book(O) interesting(C).
(この本は面白いとわかった、思った)

think・O・C(O が C だと思う)
I(S) think(V) this problem(O) difficult(C).
(この問題は難しいと思う)


どの表現も、それぞれ【O】の状態やイコールの役割を【C】が表しているのがわかりますね。

覚えながら、その仕組みを理解していければ、丸暗記する必要はなく、その動詞の意味さえわかれば、文の意味を理解することができるようになります。

まぎらわしい英語の文型の見分け方を例文でわかりやすく!

困っている少年

文型を見分ける際に、いくつか見分けにくいものがあるのは事実です。

見分けるのが難しいというものもすっきりと見分けられるように解説していますので、コツをつかんでください。

第2文型【S・V・C】と第3文型【S・V・O】の見分け方

第2文型【S・V・C】と第3文型【S・V・O】の見分け方はわからないという人は多いようです。

しかし、これは【O】と【C】の役割を理解すれば、とても簡単に見分けることができます。

第2文型【S・V・C】の場合は、主語【S】と補語【C】に次のような関係性がありましたね。

「S≒C」

それに対して、第3文型【S・V・O】の主語【S】と目的語【O】の関係性はこうです。

「S≠O」

例文で見てみましょう。

Mat became a doctor.
(マットは医者になった)

この文はいかがでしょう?

Mat ≒ a doctor (というより、Mat = a doctor ですね)になっていますね。

マットは医者になったんだから、「マット」イコール「医者」ですよね。

ですから、これは第2文型【S・V・C】です。

次の例文です。

Mat likes the doctor.
(マットはその医者が好きだ)

今回はどうでしょう?

Mat ≠ the doctor ですよね。

マットは医者ではありません。「好き」の対象が「その医者」です。
つまり、これは第3文型【S・V・O】ということになります。

第4文型【S・V・O¹・O²】と第3文型【S・V・O・to/for ~】

ここでは第4文型の「S が O¹ に O² に V する」は第3文型を使っても同じような意味の表現ができるということを説明していきます。

実際に文章で考えてみましょう。

「お父さんが私に古いウクレレをくれた。」

この文章を英語にしてみましょう。

「お父さんが(S)・くれた(V)・私に(O¹)・古いウクレレを(O²)」
こんなふうに順番通り、素直に並べていけばよかったですね。

“My father(s) gave(V) me(O¹) an old ukulele(O²).”

今回は、これを【S・V・O】の第3文型を使って表現することもできます。

第3文型は「SがOをVする」ですので、
「お父さんが(S)・くれた(V)・古いウクレレを(O)」をまず表現します。

“My father(S) gave(V) an old ukulele(O)”

そして、この文に「私に」を付け加えます。
その場合は、

to me’(私に)

というふうに「前置詞」の ‘to’ を伴って表現します。

修飾語【M】というものを思い出してほしいのですが、

「前置詞のかたまり」は【S】【V】【O】【C】のような分の要素には含まれない

でしたね。
ですので、

“My father(S) gave(V) an old ukulele(O) to me(M).”

これは第3文型【S・V・O】の文ということになります。

【第3文型+ to/for~】誰でもわかる「to」と「for」のかんたんな使い分け

「大丈夫」と示す男性

ここでひとつ注意していただきたいのが
【S・V・O】のうしろにくる「~に」の部分は、

‘to ~ ‘ ‘for ~ ‘ の2通りあるということです。

市販の参考書や学校の教科書にはいろいろな説明が載っていて、どれも決して悪くはないのですが、いまいちしっくりこない人は多いようです。

そこで、僕は教師時代にはこんなふうに説明していました。

【S・V・O・to ~ 】で使われる動詞


give(あげる)、 send(送る)、teach(教える)、tell(伝える)など

これらの動詞では「to ~」を使います。

動詞を見てもらうとすべて、その行為自体が相手がいて成り立つ動詞ばかりですね。
自分一人で「あげる」「送る」「教える」「伝える」ことはできませんね。
その行為を受け取る相手がいてはじめて成り立つ動詞です。

ですので、

“I(s) told(V) the truth(O) to my parents(M).”
(私は両親に真実を伝えた)

となります。

【S・V・O・for ~】で使われる動詞


次に以下の動詞はどうでしょう?

buy(買う)、make(作る)、cook(調理する)、find(見つける)、 choose(選ぶ)など

これらは「for ~」を用いる動詞です。

そしてこれらの動詞は「to ~」を使う動詞とは異なり、

自分一人でもできる行為を表している動詞です。
受け取る相手がいなくてもできる行為ですね。

その後どうするかは別として、自分一人で「買う」「作る」「調理する」「見つける」「選ぶ」ことはできます。

“Cindy(S) bought(V) a doll(O) for her daughter(M).”
(シンディは娘に人形を買ってあげた)

となるわけですね。

どうですか?このやり方であれば、すっきりと使い分けができますよね。ぜひ、覚えておいてくださいね。

英語は語順を守って使おう

間違っても第4文型【S・V・O¹・O²】の【O¹・O²】を勝手に順番を入れ替えるようなことはしないようにしてくださいね。

英語は「語順」「配置」の言語です。場所で役割が決まっていますから、順番を替えてしまうということは、

「お父さんが・古いウクレレ・私・あげた」というおかしな文になってしまいます。

「~に」をうしろにもっていきたいときは必ず、「前置詞( ‘to’ / ‘for’)」とセットですからね!

第4文型【S・V・O¹・O²】と第5文型【S・V・O・C】の見分け方

第4文型と第5文型の見分け方で悩む人も少なくないようです。
見分けるポイントを解説していきましょう。

【S・V】以下の【O¹・O²】と【O・C】の関係性を見るのがポイントです。

第2文型と第3文型では「S ≒ C」になるか「S ≠ O」になるかを見れば、見分けることができたのを覚えていますか?

それが今回は

「O ≒ C」になるか「O¹ ≠ O²」になるか

ここを見るだけです。

つまり、動詞(V)の次にくる目的語(O)とそれに続く語(句)の関係がイコールであったり、その状態や存在を表しているのか否かを見ればよいということです。

例文で確認しましょう。

“I(S) gave(V) her(O¹) a present(O²).”
(私は彼女にプレゼントをあげた)

これは「彼女に」「プレゼントを」ですから、

「彼女」イコール「プレゼント」には当然なりませんよね。

つまり、これは第4文型【S・V・O¹・O²】になるということです。

それに対して次の例文はどうでしょう?

“We(S) call(V) her(O) Ann(C).”
(私たちは彼女をアンと呼んでいます)

これは「彼女をアンと呼んでいる」ということは「彼女はアン」ですから、

「彼女」イコール「アン」の関係性が成り立ちますね。

つまり、これは第5文型【S・V・O・C】になるということです。

【O】と【C】を理解すると、どの文型を見分けるときにも、大いに役立つということが実感できたと思います。

英語の文型はいらないという考えもあるが・・・

肯定的に捉える

文型に限らず、英文法を否定する人も少なからずいらっしゃいます。

どの考え方が正しいとか、間違っているということではなく、あなたが何を求めて、英語を勉強するのかということが大切な部分になります。

基本的に、僕はどんな英語の勉強法でも無駄なものはないと思っていて、もちろん英会話も大事ですし、英文法も、そしてこの「文型」もとても大切な要素だと思っています。

すでに日本語の回路が出来あがって、長い年月を過ごしている僕たち大人にとっては、外国語である「英語」を理解するのに、「文型」は役に立ちます

英会話力を上げたいからといって、フレーズを大量に覚えようとしたとき、できそうですか?

文法知識がほとんどない人がそれをやれば、丸暗記に頼らざるを得ないので、おそらく挫折するでしょう。

英文法、文型の知識があれば、英文の構造を理解した中で、学習することが可能ですから、丸暗記に頼らなくてよくなります

プラスになることはあっても、マイナスになることはありません。

さらに、文の「型」や語の「順序」を含めた英文法に触れることは、日本語との違いを認識したりしながら、英語に対するいろいろな「気づき」も与えてくれます

「退屈さ」ではなく「面白さ、興味深さ」を与えてくれるものだと思います。

英語の学習で無駄になるものは何一つありませんので、何でも楽しく前向きにトライしてくださいね。

(まとめ)英語の文型をマスターするために

一歩ずつ階段を上る

英語の基本5文型を見分けることができるように解説してきました。

どの文型の理解も、それぞれの要素【S】【V】【O】【C】【M】を理解することが重要です。

その中で、多くの人は、主語【S】、動詞【V】は理解していると思います。

ですので、特に 【O】【C】【M】が何を表現するのかをしっかり理解することによって、英語の文型の理解は容易になります。

1度で覚える必要はありません。忘れることを前提に、定期的に繰り返し復習することをおすすめします。

何事も「理解する」ということと「身につける」ということは別物です。
その時は、理解できても時間がたてば忘れてしまうのが、人間です。

ですので、日ごろから英語に触れるときには、

英語の語順のまま「だれが、どうした、何々が、~の状態に」という感じで、意味を前から後ろへと付け足していくようなイメージで、読んだり、作ったりするよう心掛けてください。

そうすると、自然と英語の文型ができあがり、「これは第~文型だな」ということが認識できるようになるはずです。

忘れてしまったときには、ぜひこの記事に戻っていただいて、英語の要素からじっくり復習してみてください。

1度目より、2度目、3度目とどんどん理解が深まるのを実感していただけると思います。

また、英語の「文型」と「語順」はイコールと言ってもよいくらいの関わりがありますので、『【初心者でも大丈夫】英語の語順を基本からわかりやすく!語順感覚を身につける』の記事もあわせて確認してみてください。

そうすると、きっと、あなたの英語の幹がグッと太くなるのがお分かりになると思いますよ。

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