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be動詞とはどんな動詞?意味をわかりやすくズバっと解説!

BEという文字

英語には大きく分けて二種類の動詞があります。

「be動詞」と「一般動詞」ですね。

学校で、英語を学習しはじめて、まず最初に習うのが「be動詞」のほうです。

動詞が二種類あるというだけで、混乱しますが、ひとつひとつクリアしていきましょう。

この記事では、まず「be動詞」を確認していきます。

一見、簡単なように見えて、しっかり理解できているかというと、そうでもない。そんな「be動詞」の意味と使い方をわかりやすく解説します。

be動詞の種類と使い分けを一覧表で確認

まず、be動詞にはどんなものがあるか、どうそれを使い分けるのかを一覧で確認してみましょう。

主語be動詞(現在形)be動詞(過去形)
I(私は)amwas
you(あなた(たち)は)arewere
we(わたしたちは)arewere
he(彼は)・she(彼女は)iswas
they(彼らは)arewere
単数の人や物iswas
複数の人や物arewere
※主語に関わらず、原形は「be」、過去分詞形は「been」


一覧のように、be動詞はとてもシンプルに覚えることができます。

現在形は 「am」「is」「are」の三つだけです。

まず、基本として

「is」を使うのは、主語が「単数のとき」
「are」を使うのは、主語が「複数のとき」

と覚えてください。

そのうえで、

単数の中で
「I(私は)」だけは「am」を使う
「you(あなたは)」だけは「are」を使う

と覚えてくださいね。いたってシンプルです。

そして、過去形

「am」「is」 ⇒ 「was」
「are」 ⇒ 「were」

と覚えてしまえばよいだけです。


原形「be」と過去分詞形「been」はどんな時に使う?

すべてではないですが、ひとまず次のことをしっかり覚えておきましょう。

原形「be」を使うのは前に助動詞がきたとき

例)It can’t be tue.(それは本当のはずはないよ) 

・過去分詞「been」を使うのは完了形(have, has, had+過去分詞)のとき

例)I have been studying for 2 hours.(2時間ずっと勉強しているんだ)

be動詞の意味は「~です」?

クエスチョンマークに囲まれた女性

「be動詞」の意味を学習したときに「~です」と習ったり、覚えた人がいると思います。

これは完全に間違いとは言えませんが大きな誤解を招く可能性があります

「be動詞」の意味には「イコール」の意味があるので、日本語の意味に照らし合わせたときに、「~です」に対応することが多いのは事実です。例えば、

Fred is a famous writer.
「フレッドは有名な作家です。」

こういったケースですね。「is」 に対応する日本語が「です」となっていますよね。

しかし、本来、日本語では「~です」は助動詞に分類されています。

実際、次のように「です」を使うケースはあります。be動詞ではなく一般動詞が使われているのがわかりますね。

私はメロンが大好きです
I like melons very much.

あなたはすぐ帰るべきです
You should go home right now.

私もそう思うんです
I think so too.

結局、「~です」が日本語では助動詞ですから、動詞の意味につけ足していくらでも使えちゃうんですね。「~したのです」と言えば、いくらでもつけれちゃいますよね。

“I am think so too.” のように、「be動詞」と「一般動詞」を一緒に使ってしまう間違いは、こういった英語と日本語の違いからくるのです。

ですから、初心者や初期の英語学習の段階では「be動詞の意味は〔~です〕」とは覚えるのではなく、「訳すとしたら〔~です〕」と捉えておくとよいと思います。

be動詞の意味はこれだけ!シンプルに覚えよう

「重要」と示す女性

be動詞の意味を正しく理解していきましょう。

ズバリ、この二つの意味だけしっかり覚えてください!

①イコール(~という存在、~という状態、~という性質)

②ある、いる(存在)

「イコール」は皆さんが最もよく知っている「be動詞」の意味ではないでしょうか。例文で確認してみましょう。

He is a doctor.(彼は医者だ)
これは「彼イコール医者という存在ですよ」ということですよね。

She is sad.(彼女は悲しんでいる)
これは「彼女はイコール悲しいという状態ですよ」ということです。

You are kind.(あなたはやさしいですね)
これは「あなたはイコールやさしいという性質をもっている」ということです。

②の「ある、いる」という存在の意味は、意外と覚えていない人が多いと思います。

「イコール」という意味は初心者の方であっても身についている人は多いと思いますが、この「ある、いる」という意味を認識していない人は多いようです。

覚えていなかった人は、今、覚えましょう。
例文で確認しましょう。

My brother was in his room then.
兄はその時、自分の部屋にいました

Your textbooks are on the shelf.
あなたの教科書は棚の上にありますよ。

「ある」「いる」という意味ですので、後ろに場所を表す表現がきていますよね。

「be動詞」の意味はたくさんあるわけではありません。シンプルに覚えることが大切です。上の二つの意味、特に「ある、いる」という意味を忘れないでくださいね。

be動詞の否定文、疑問文を確認

では、最後に「be動詞」の文の否定文、疑問文の作り方を確認しておきましょう。

とてもシンプルで簡単です。

否定文は「be動詞」の直後に「not」をつけるだけ

例)She is not my classmate.(彼女は私ののクラスメートではありません)

疑問文は「主語」の直前に「be動詞」を持っていく

例)Are they energetic?(彼らは元気ですか)

難しいことはありませんね。一般動詞とは異なり、notの位置、語順の入れ替え、この二つを意識できれば、be動詞はクリアです。

be動詞はとても単純ゆえ、あいまいに覚えていた人もいるかもしれません

簡単だからこそ、しっかりと自分のものにしましょう。

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