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【初心者でも大丈夫】英語の語順を基本からわかりやすく!語順感覚を身につける

「ルール」と書く男性

外国語を学ぶ上で、大切なんだけど壁だと思えてしまうもの、それは日本語との違いです。

僕たちは日本人ですから、すでに無意識に日本語を使いこなしています。

外国語を勉強するときに、もし日本語の単語を外国語の単語に置き換えるだけなら、単語さえ覚えればいいわけですから、難しくはありません。

でも、現実はそうではないから苦労している人が多いんですよね。

今回は英語を学ぶ上で、マスターしておくべき英語を並べる順番、つまり「語順」について説明していきます。

英語は語順、配置の言語

規則的に立ち並ぶ小屋

英語は「語順の言語」「配置の言語」と言われます。

根本的に日本語とは違う「語順」。

比較しながら、これだけは押さえたいというポイントを説明していきますので、イメージを大事にしながら、読み進めてみてください。

英語の語順と日本語の語順の違い

まず第一に、日本語と英語の語順に関して、覚えておいていただきたい重要ポイントが、

日本語は、「順番入れ替え可能の言語」
英語は、「順番入れ替え不可の言語」

であるということ。

例をあげますね。

「私は/昨日/妹と/原宿に/買い物に/行きました」

これを次のようにするとどうでしょう?

「昨日/原宿に/私は/妹と/行ったんですよ/買い物にね~」

多少の不自然さは残るかもしれませんが、意味はふつうに通じますよね。

それに対して英語の文はどうでしょう?

“I went shopping with my sister in Harajuku yesterday.”

これを例えば、

“I yesterday my sister with Harajuku in shopping went.”

としてしまったら、相手は「???」となってしまいますよね。


なぜこのようなことが起こるのでしょう?

日本語には「助詞」というものがあるからですね

先程の文をもう一度見てみましょう。

「私・昨日・妹・原宿・買い物・行きました」

「~は」「~と」「~に」「~を」などの助詞がくっつくことによって、そのかたまりの役割が決まるのが日本語です。

「私」に「は」がつくことにより、主語を表していますよ、ということを示しているのです。

日本語の語順イメージは下の二つのイラストを見るとわかりやすくなります。
「人のイラスト=単語や語句」を表していると考えてください。

【日本語の語順イメージ】

日本語語順イメージ①
〈助詞によって役割の名札が付いている〉

下の図のように、それぞれが助詞によって名札がつけられているので、並ぶ順番が入れ替わっても意味が通じるというわけです。

日本語語順イメージ②
〈名札を付けたままであれば順番が入れ替わっても、意味は通じる〉


一方で、英語の語順はというと、

英語は「場所で役割が決まっている言語です。

どこに言葉を配置するかで、その単語や語句に役割を与えているんですね。

英語の語順も下のイラストでイメージしてみてください。

【英語の語順イメージ】

英語語順イメージ
〈それぞれの枠で役割が決まっていて固定されている〉

枠に位置は固定されていて、中に入る人(単語や語句)が入れ替わるイメージです。
つまり、枠の位置を勝手に変えてはいけないということなんです。

これが、英語が「語順の英語」「配置の言語」といわれる所以なのです。

英語の語順が大切な理由

では、日本語の語順と英語の語順の違いをおさらいしておきましょう。

・日本語は、かたまりが助詞によって役割を与えられるので、順番を入れ替えても意味が通じる

・英語は枠の位置が固定されていて、その枠に役割が与えられているので、順番を入れ替えてしまうと意味が変わってしまう

この仕組みがイメージできると英語は語順がなぜ大切かがイメージできると思います。

英語は、枠の順番と役割が決まっている。つまり、『その順番と役割さえマスターしてしまえば、あとはそこに入る単語や語句を入れ替えればいい』だけだということになります。。

大雑把に言えば、適切な順番に並べちゃえばいいということですね。

この英語の語順感覚を身につけて、その反応スピードを鍛えていけば、読む、書く、聞く、話す、あらゆる要素を飛躍的に上達させることにつながってくのです。

語順の感覚を身につけながら、たくさん読んだり、書いたり、聞いたり、話したりしながら、語彙を増やしていけば、どんどん英語は上達するということです。


むしろ、日本語の助詞のほうがずっと難しくて、日本語を学んでいる外国人はこの助詞に苦労しているんですね

だからカタコトの日本語は「ワタシ、ニホンゴ、ワカラナイ」と助詞が抜けた文章になってしまうんですね。

そんなことがわかってくると「あれ?日本語より英語のほうが簡単なんじゃない!?」と思えてきたらよいですね。

もちろん、そんなに単純にはいきませんが、ちょっとでもそう期待できれば、上達も早まりますよ!

英語の語順を理解すると何がいいのか?

学習に励む女性

英語は「語順の言語」だから、語順を理解すれば、英語学習にプラスになる面がたくさんあることはイメージできたと思います。

もう少し語順を理解することのメリットについて触れていきましょう。

英語を英語の語順のまま読んだり聞き取ったりできる

まず、語順を理解することによって、得られるメリットは、語順のまま英文を読んだり、聞き取ったりすることができる。つまりは読んだり、聞き取ったりするスピードが上がるということです。

通常、ことばを読んだり聞き取ったりするときに、後ろから読んだり、聞いたりするということはあり得ません。

ところが、日本語と英語の語順の違いによって、英語を日本語に訳そうとすると、後ろから読んだような形になってしまいがちです。

これは日本語は「動詞は一番最後」なのに対して「英語は動詞は主語の次」つまり、文の最初のほうに置かれるという違いから生まれます。

ただ、実際に英語を聞き取ろうとするときに後ろから訳すなどということは不可能です。

文章を読むことは、後ろから訳しながらできますが、語順通りに読んでいくのに比べれば、何倍も時間がかかってしまいます。

英語の語順の感覚を身につけることによって、英語の語順のまま、文章を読んだり、聞き取ることができるようになり、処理スピードが上がっていくことになります。

スピードが上がるということは、今まで英語学習に費やした同じ時間で、何倍もの英語を読んだり、聞いたりできるということになりますから、当然上達につながるわけです。

英語の語順のまま書いたり表現できる

英語の語順をマスターすることは、英語を書いたり、話したりするスキルの上達にも大いに役立ちます。

初心者の方で、英語を書いたり、話したりするときに、「まず日本語で文章を考えて」という人は多いのではないでしょうか?

しかし、実際のコミュニケーションにおいて、まず日本語で考えて、それをじっくり英語に直して、などという時間は与えられませんよね。

英文を書くということに関しては、時間は与えられますが、日本語の文章を作ってしまうがゆえに、どこからどう英語に直したらよいかわからなくなる人が、実は多いんです。

語順感覚をマスターするということは、英語の文を構成するための思考回路がすっきりするということになるので、スムーズに簡潔に英語を書いたり話したりすることにつながるのです。

語順を身につけていれば、英語を書いたり話したりする際には、枠は定まっているわけですから、そこにどんどん表現を配置していくだけで、自分の書きたいこと話したいことを表現することができるようになるのです。

英語の語順どおりであれば、最初はゆっくりになっても構いません。あせらなくてもスピードは自然と上がっていきます。

上達が進めば、語順感覚は無意識になっていきますから、そこまでいけば、英語を使うことの楽しみはどんどん増していきます。

ただし、語順をひっくり返して、日本語の語順で考えるというワンクッションが入ることによって、ゆっくりになってしまうということは避けましょう

英語の語順の基本ルールを一つ一つわかりやすく

スタートの合図を指で示す男女

ここからは英語の語順のルールを順を追って、ひとつひとつ、わかりやすく解説していきます。

一通り読み終わったときには英語の語順感覚が理解できるはずです。

ここでは、あえて、文法用語は使わないようにしています。それは、語順感覚をイメージしてほしいという意図からです。

決して難しく考えず、「最初はこれを言えばいいんだな」「次はこういうことばをつなげていけばいいんだな」というふうに、素直に英語の仕組みを受け入れてください。

英語の順番ルール①【だれ(何)が】・【どうした】を最初に言っちゃおう!

それでは、日本語と英語の語順の違いを【主語(誰、何が)・動詞(どうした)】という文の根幹と言える部分から見ていきましょう。

まず、一番最初に重要なポイントとして意識していただきたいのが、

英語の語順の大きな特徴は「主語(だれ、何が)・動詞(~する、した、しない、しなかった、である、ではない)が文の一番最初にくる」ということです。

日本語はというと、主語は最初にきますが、「動詞は一番最後」です。

ここは英語と日本語の決定的な違いです。

日本語は、「だれ、何が」は先にきますが、「どうしたのか」あるいは「しなかったのか」という結論を最後まで取っておくんですね。

対して英語は、まず最初に「だれ、何が」「どうした」まではっきり言っちゃうんですね。

これだけでも、日本語はなんとなく、ゆったりとした趣のある感じがしませんか?
英語はスピード感、切れ味の良さを感じませんか?

こういった感覚も大切に感じ取っていくと理解の手助けになるので、頭だけの勉強にならず、その言語の持つ感覚を感じながら、学習してみてくださいね。

では、文章で確認してみましょう。

「私は・きのう・財布を・なくした
「健太は・僕の親友・です
「お父さんは・お母さんに・プレゼントを・あげた

日本語は動詞が最後にきていますね。

I / lost / my wallet / yesterday.”
Kenta / is / my good friend.”
My father / gave / my mother / a present.”

英語では最初に「だれ(何)が」・「どうした」を述べていますね。

英語語順ルール①:「だれ、何が」・「どうした、~である」をまず言ってみよう

英語の順番ルール②【だれ、何が】・【~である】・【何者、どんな状態】

まず、【主語(だれ、何)は】・【~どうする、~である】を覚えましたね。

そこに、その主語が【何者?どんな状態?】という表現をつけ足してみましょう。

例えば、「私は鈴木です。」とか「私の母は看護師です。」とか「あなたは具合悪そうだね。」といった表現です。

どれも主語が何者であるか、どのような状態かを表現できます。

“I am Suzuki.”
“My mother is a nurse.”
“You look sick.”


主語・動詞に、【何者か、どんな状態か】を続ければよいだけです。

ここで、気づいた人も多いと思いますが、「何者か、どんな状態か」を伝えたいときは、日本語では「~です、だ、である」という表現にあたる【be動詞】(is, am, are, was, were)を使うことが多いんですね。

つまり、【be動詞】は「状態」とか「存在」を表す動詞なんです。

※実は、英語を学ぶ上でいくつかの関門があるのですが、第一関門が、この【be動詞】【一般動詞】(主に「走る」「食べる」など、何かを「する」にあたるもの)の使い分けなんです。

この【何者、どんな状態】をつなげる動詞は他に、look(~に見える)、become(~になる)、feel(~に感じる)などがあります。

“You look sick.” 「あなたは[具合が悪い状態]に見える
“Linda became a dentist.” 「リンダは[歯科医という存在]になった
“I feel so nice.” 「私は[とても気分が良い状態]に感じる

いずれの動詞も主語が「どういう状態か」「何者、どのような存在か」を表せる意味を持っていますよね。

英語の語順ルール②:主語・動詞に続けて、【主語が何者なのか、どんな状態なのか】を言ってみよう!

英語の順番ルール③【だれ、何が】・【どうした】・【~を】

続いての語順ルールは【だれ、何が】・【どうした】のあとに【~を】を続けるパターンです。

実は、このパターンは、語順ルールの中では、日本語の意味を考えても、すっきり当てはまることがほとんどなので、理解できている人が多いパターンです。

難しく考える必要はありません。

【だれが】・【どうした】の後に【なに、だれ】を?という表現を続けてあげるだけです。

【なに、だれを】の部分は、いわゆる「目的語(O)」というもので、英語では、’object’、「対象」という意味があります。「相手」と捉えてもいいかもしれませんね。

つまり、動詞の「対象」(相手)にあたる表現がきますよ、ということです。

例えば、「食べる」なら「なにを?」ということになりますし、「好き」なら「何が(を)?」とか「だれのことを?」ということになります。

また、動詞によっては「~を」ではなく「~に」となることもありますよね。
例えば、「電話する」なら「だれに?」ですね。

“I eat Natto for breakfast every day.”
「私は・食べます・納豆を・朝ご飯に・毎日」

“My son likes his homeroom teacher very much.”
「私の息子は・好きです・担任の先生が(のことを)・とても」

“George called his girlfriend last night.”
「ジョージは・電話した・ガールフレンドに・昨夜」


動詞の対象になっている語句が続いているのがわかりますね。
「~する」に対して、「何を?」「だれを?」「何に?」「だれに?」を後ろに続けて表現すればよいということですね。

英語の語順ルール③:主語、動詞に続けて、動詞の「相手」になる【何を、だれを】を言ってみよう!

英語の順番ルール④【だれが・どうした・~に・~を】

お花を手渡している

次の語順パターンは、いよいよ4つのかたまりのパターンです。
ただ、語順ルール③までは3つのかたまりでしたから、一つ増えただけです。
決して難しく捉えないでください。

特に今回の「語順パターン④」はまさに、並ぶ順番さえ覚えてしまえば、その通りに語句を配置するだけで文章が作れますから、覚えてしまって、どんどん英文を作る練習をしてください。

今回は「だれかが、だれかに、何かを、あげたり、伝えたりする」という表現の語順ルールです。

まずは【主語(だれ、なにが)】・【動詞(どうした)】はもうマスターできましたね。

そしたら、次に何かを「あげたり、伝えたりしたい相手を思い浮かべて、その人(物事の場合もあります)を、主語、動詞に続けましょう。

“I / will give / my dughter / …….”
「私は・あげます・私の娘に・・・・・」


そしたら、続いて、娘さんに何をあげたいですか?
「あげたいもの・伝えたいこと」を後ろに続けましょう。

“I / will give / my daughter / a birthday card.”
「私は・あげます・私の娘に・バースデーカードを

以上、これだけです。


【だれ、何が】・【どうした】・【~に】【~を】

この順番を崩すことなく、並べるだけです。

特に【~に】・【~を】の順番を守りましょう
逆にすれば、意味も逆になってしまいますからね。

ただ、一つ気をつけることは、【~に】の部分に、
「私(たち)」「あなた(たち)」「彼」「彼女」「彼ら」(いわゆる代名詞)が入るとき
は、

それぞれ、’I’ ‘we’ ‘you’ ‘he’ ‘she’ ‘they’ の「~は、が」(いわゆる主格)の形ではなく、

‘me’ ‘us’ ‘you’ ‘him’ ‘her’ ‘them’ の「~に」「~を」の意味で使う形(いわゆる目的格)を用いるように注意しましょう。

この語順ルールは「だれかに」「なにかを」「あげたり、伝えたりする類の動詞」にすべて使えます。

「あげる」「渡す」「送る」「伝える」「教える」「尋ねる」などはいろいろな表現に使えます。

順番は、【だれ、何が】・【どうした】・【~に】【~を】
気をつけるのはそこだけです。

“Cathy gave me a colorful pencil.”
「キャシーは・くれた・私にカラフルな鉛筆を


“I bought my wife a new watch.”
「私は・買ってあげた・妻に新しい時計を


“I sent my boss an email last night.”
「私は・送った・上司にメールを・昨夜」


“Mr. Tanaka teaches us English.”
「田中先生は・教えています・私たちに英語を

少し応用編です。

“Nick told his sister that he would be back in an hour.”
「ニックは・言った・姉に彼は1時間で戻ると

このように「~を」のところに「だれだれが~するということを」というようなかたまりを持ってくることもできます

語順の原則は短いかたまりでも、長いかたまりでも同じです。

英語の語順ルール④:誰かに、何かを、あげたり、伝えたいときは、動詞に続けて、【だれに】・【何を】の順番を守って表現してみよう!

英語の順番ルール⑤【だれが・どうした・~を、が・どんな状態に】

それでは、基本の語順ルール、最後の一つです。
これは、難しいイメージを持つ人が多いパターンではありますが、まずはこの語順パターンが表現することをイメージで捉えましょう。

イメージが作れたら、あとはこの語順は決まったパターンですから、形で覚えてしまいましょう。

【だれが・どうした・~を、が・どんな状態に】

これを、まずは日本語の文章でイメージしてみましょう。

「あなたの笑顔を見ると幸せな気分になります。」

→ 「あなたの笑顔が・私を・幸せな状態に・します」(日本語の語順)

→「あなたの笑顔が・します・私を・幸せな状態に」(日本語を英語の語順に)

→ ”Your smile / makes / me / happy.”


※このパターンでは、’make’ は「作る」ではなく「~にする」という意味です。

まさに英語の発想そのものを表している語順とも言えます。

①まず、主語【だれ、なにが】を明確にします。

②次は、主語にあたる人や物・事が【どうしたのか】を述べます。

③次に来るのは、動詞が影響を及ぼしてる相手【だれだれ、何々】を述べます。

④そして、その「だれだれ、何々」が【どんな状態、どんなもの】なのか意味を付け足していきます。


核となる部分が先、だんだんと具体的になっていく感じですね。

日本語は逆ですね。
「どうしたのか、しなかったのか」という結論が最後にきますよね。

【だれが・どうした・~を・どんな状態に】イメージできましたか?

最後に、この語順パターンで使われる表現をいくつか例文で確認してみましょ
う。


make (する)・【~を】・【どんな状態に、どんなものに】

“The news / made / Jimmy / surprised.”
→「その知らせが・した・ジミーを・びっくりした状態に」
→「その知らせはジミーをびっくりさせた(その知らせを聞いてジミーはびっくりした)。」

“Billy / made / his son / a doctor.”
→「ビリーは・した・息子を・医者に」
→「ビリーは息子を医者にした。」



find(わかる、思う) ・【~が】・【どんな状態であると】

“I / found / Kate / very kind.”  ※found はfindの過去形
→「私は・わかった・ケイトが・とてもやさしいと」
→「私はケイトはとてもやさしいとわかった。」



keep/leave(~のままにする)・【~を】・【どんな状態に】

“My sister / always / keeps(leaves) / the door / open
→「姉は・いつも・~のままにする・ドアを・開けた」
→「姉はいつもドアを開けっぱなしにしている。」

※’keep’は意図的に、’leave’は忘れてそのままにするニュアンス


ひとつ、応用編いきましょう。

“Her song / made / me / cry

【どんな状態に】の部分に動詞(原型になります)をもってくると、
「彼女の歌が・した・私を・cryの状態に
 つまり「私を泣かせた。」となります。


日本語にすると「彼女の歌を聞いて、涙が出た。」となります。

もうひとつやってみましょう。

“I / saw / your mother / walking / along the street.”
「私は・見た・あなたのお母さんが・walkingの状態のところを・通りで」
つまり、
「私はあなたのお母さんが通りを歩いているのを見かけた。」


ここでも、英語の語順の発想がわかりますね。

語順の発想は、どんなときも当てはまります。
原則をしっかりイメージできるようにすることが大切ですね。

英語の語順ルール⑤:【だれが】・【どうした】・【~を、が】・【どんな状態に】これこそまさに英語の語順パターン!どんどん意味を後ろにつけ足していく

気持ちに動き(疑問、驚き、強調)が生じたとき、英語の語順にも変化が生じる

ここまで、基本的な英語の語順パターンをイメージしてきましたが、当然その通りにならないパターンもあります。

ただ、それも一貫性のあるパターンですので、覚えやすいものです。

では、どんなときに語順に変化が生じるかというと「気持ちの変化」です。

「疑問」「驚き」「強調」といった、ふつうの平らな気持ちではなく、そこに動きがあったときは、英語の語順が基本ルールから変化します。

具体的に代表的なものを見ていきましょう。

「疑問」が生じたときに英語の語順は入れ替わる

これは、いわゆる「疑問文」を思い浮かべてもらえば十分です。

「あなたは疲れているの?」は

Are you tired?”

主語 ‘you’ と動詞 ‘are’ が入れ替わっていますね。

「ポールはどこ?」も

Where is Paul?”

これも主語 ‘Paul’ と動詞 ‘is’ が入れ替わっていますし、「どこ」にあたる ‘where’ という疑問詞も一番最初に表現されます。

what, where, when, who, which, how といった、いわゆる疑問詞は文の一番最初に表現します。

まず、「何?」「どこ?」「いつ?」といった疑問を最初に伝える。英語の語順の発想がここにも出ているのがわかりますね。

Do you like dancing?”
これは少しわかりにくいかもしれませんが、’like’ の代わりに ‘do’ が主語の前に出して語順を入れ替えているパターンですね。

is, am, are, was, were などの「be動詞」は、疑問文にするには主語と入れ替えればよいのですが、いわゆる「一般動詞」は注意が必要です。

like, run, eat, study などの動詞を主語の前に出すのではなく、代わりに
do, does, did
を前に出します。

その部分は少しややこしいかもしれませんが、語順の発想に変わりはありません。

「疑問」の感情を表現するときは語順が変わるということです。

「驚き」が生じたときに英語の語順は入れ替わる

驚いている女の子

学校で感嘆文、つまりビックリマーク「!」がつく文を習ったのを覚えていますか?

「この花はなんて美しいんだろう!」
普段、使っている表現にすれば、
「この花、超きれい!」

「超きれい!」とか「すご~い!」という感情を表現するものです。

実はこれも、英語の語順の決まったパターンなんです。

ふつうに「この花はとてもきれい。」であれば、

“This flower / is / very beautiful.”

でよいと思うのですが、これが「ホントきれい!」「超きれい!すごーい!」のニュアンスになると、

“What a beautiful flower / this / is!”

あるいは、

“How beautiful / this flower / is!”

となります。

気づきましたか?

‘what’ や ‘how’ が使われるのはもちろんなのですが、今回、それより注目していほしいのは、うしろにあった ‘beautiful’ が前に出てきているというところなんです。

これが英語の語順感覚なんです。
「驚き」「感嘆」「感激」の感情が生じたときは語順にも変化が生じます。

「強調」したいときに英語の語順は入れ替わる

筋肉を強調している

何かを「強調」したいときにも語順の変化が生じます。

例えば、「僕は茶碗をわってしまった。」という文を、

「僕が割ってしまったのは茶碗なんだよ。(皿でもグラスでもなく)」と

言いたいとき、日本語では「茶碗」と強調したい語が後ろにいきます。

これを英語で表現するとどうなるでしょう?

“I / broke / the bowl.”

この “the bowl” を強調すると、

“It is / the bowl / that I broke.”

“the bowl” が前にきましたね。

ちなみに、この文は「強調構文」といって、

“It is ~ that ・・・・” とう形で「・・・・は~だ」という意味になります。
ここでは、とにかく、強調しているから語順に変化が生じて、強調したい部分が前に出るという英語の語順感覚を身につけることを意識してください。

別の例でも確認してみましょう。

“Your smartphone / was / in my bag.”
「あなたのスマホは私のカバンの中にありました。」

これを、「カバンの中にあったのは、あなたのスマホだったのよ。」と他のものではなく、あなたのスマホだったと強調すると、

In my bag / was / your smartphone.

まったく語順が入れ替わっているのがわかりますね。
“in my bag” が前に出たことによって、主語 “your phone” と動詞 “was” が入れ替わっていますね。

このように、英語の強調表現における語順の変化は他にも多くみられますが、発想はすべて同じですので、基本原則をしっかりイメージできるようにしましょう。

【超重要】名詞を修飾する順番ルール:ここをクリアすれば英語の語順はもう大丈夫!

両方向を示す矢印

もし、英語と日本語の語順が同じだったら、単語さえ覚えてしまえば苦労はないですよね。

実際には、英語と日本語では語順がまったく異なるからこそ、みなさんが苦労しているわけですよね。

ここでは、特に英語の語順でマスターしておきたいことに触れます。

それは「名詞の修飾」なんです。

短い文であれば、意味もとれるし、表現もできるけれども、文が長くなると、どこがどういう役割なのかがわからなくなってしまうという人は多いと思います。

その原因の大部分は「名詞の修飾」にあります。

「ハンバーガー」という名詞がこんなふうに修飾されたとします。
「昨日お父さんが買ってきてくれたハンバーガー」

かなり長くなりますよね。
これは当然、日本語でも長くなります。

では、なぜこの「名詞の修飾」が英語の語順において重要かというと、
英語の「名詞の修飾」は長いものほど、日本語の語順が異なるからなのです。

では、具体的に見ていきましょう。

名詞を前から修飾する英語の語順

まず、日本語の語順は「修飾」→「名詞」の語順です。
先程の「昨日お父さんが買ってきてくれた」→「ハンバーガー」を見ると、それがわかりますね。

ところが、英語では修飾の仕方によって
「修飾」→「名詞」もあれば、「名詞」←「修飾」もあります。

ここが、厄介なところではあるのですが、つまりは

「名詞」←「修飾」

を覚えればよいということです。

「修飾」→「名詞」は日本語と同じですから、単語や表現を当てはめればよいだけです。

それではまず、日本語と同じ「修飾」→「名詞」のパターンから確認していきます。

「晴れた」→「日」
「美しい」→「景色」
「近くの」→「レストラン」

前にある「修飾」の部分に着目してください。
どれもシンプルに一言、一語で修飾していますね。
英語に直してみましょう。

“( a ) fine day”
beautiful scenery”
“( a ) nearby restaurant”


いかがですか?日本語の語順と変わりませんよね。

このように、「単独の語」で名詞を修飾するときは、日本語と同じように、「前から」修飾するのが英語の語順の原則です。

名詞を後ろから修飾する英語の語順(ここを頑張ろう)

それでは続いて、日本語とは異なり、「名詞」←「修飾」となるのは、どのようなときかを確認していきましょう。

「昨日お父さんが買ってきてくれたハンバーガー」

日本語では「昨日お父さんが買ってきてくれた」→「ハンバーガー」

この修飾の部分「昨日お父さんが買ってきてくれた」は単独の語、一語、で表現できますか?

この部分を英語にすると “my father bought me yeterday” という「かたまり」になっているのがわかりますね。

そうなんです。英語では「かたまり」が「名詞」を修飾すると「後ろ」にくっつくんです。

“a hamburger / my father bought me yesterday

いくつか例を見てください。

“people / in Japan
「日本の人々」

“a wallet / made in Italy
「イタリア製の財布」

これらは、一見すると短いですが、”in Japan” や “made in Italy” は「かたまり」ですから、「後ろ」にあります。


これはいかかでしょう?

“a beautiful park / where we met for the first time 5 years ago
「5年前に私たちが初めて出会った美しい公園」

まず、“beautiful” は “park” を「単独で」修飾しているので「前から」

“where we met for the first time 5 years ago” は「かたまり」で修飾しているので「後ろから」ですね。

英語と日本語の語順の違いが出てくるのは、ほとんどがこの「かたまり」が名詞を修飾するパターンです。

つまり、ここをクリアすると英語の語順感覚のマスターにぐっと近づきますので、慣れるまでは大変かもしれませんが、根気強く取り組みましょう!

英語の名詞を修飾するときの語順(まとめ):
・「単独」では「前から」修飾(日本語と同じ)
・「かたまり」は「後ろにくっついて」修飾(ここをマスターしよう!)

英語の語順感覚を身につけるために取り組みたいこと

不可能を可能にするための挑戦

ここまで、英語の基本の語順パターンをイメージしてきました。

ここでは、英語の語順感覚を、日頃の学習の中で身につけていくための方法を紹介していきます。

英語の語順感覚を磨く日本語並べ替え練習

まず日本語を使って、英語の語順感覚を身につけていく方法を紹介します。

これは、文字通り、日本語を英語の語順で並べ替えたり、表現したりする練習です。

シンプルに考えると、日本語を英語の語順に直すことができれば、あとはそれぞれのパートを英語で表現できればよいわけです。

題材は、「その日にあった出来事」などがよいでしょう。
日常に則していれば、それだけ使える表現になります。

まずは、日本語の語順でもいいので、その日、あったことを書き出してみましょう。

そしたら、それを英語の語順で書き直してみましょう。

例えば、

「今日はお昼に、友達と渋谷でコーヒーを飲んだ。」

「私は・飲んだ・コーヒーを・友達と・渋谷で・お昼に・今日」


という感じです。

慣れてきたら、はじめから、英語の語順で書いてみてください。

そして、それにも慣れてきたら、今度はどんどん英語に直してみましょう。

毎日繰り返しているうちに、自然と英語の語順で文を組み立てている自分に気づくはずです。

英語の語順感覚を磨く音読・リーディングのポイント

これはシンプルな方法ではありますが、

とにかく「返り読みをしない!」です。

音読するときは、音読しながら頭の中で、前から順に意味をつけ加えていくようにしましょう。

次の手順でやりましょう。

①意味を気にせず、スラスラ音読できるまで、練習

②意味を前から順に頭の中で処理しながら音読(最初はゆっくりになってもかまわないので、とにかく前から順に)

③繰り返し「②」に取り組むことでスピードを上げる。

④英語の語順で音読しながらも、ある程度、無意識に内容も理解できている状態ができるまで繰り返す。

この意識で音読をすることで、ただ何となく読む音読から、英語を使えるようにする音読へとレベルアップします。

リーディングをするときも同じことを意識してください。

文章を読むときも「返り読みをしない」、これを徹底してください。

頭の中で日本語に訳すときは、英語の語順で意味をつけ足すように読んでいく、これを徹底して取り組んでください。

音読同様、最初のほうはゆっくりになってもまったく問題ありません。英語の語順を意識しながら取り組んでいれば、スピードは自然とついてきます。

「感覚」というものは、「意識」の繰り返しによって、「無意識」になったときに構築されるものです。

やればやるほど成果は出ますから、楽しんで継続してください。

英語の語順感覚を磨くリスニングのポイント

最後に、語順感覚を磨くリスニング方法を紹介します。

英語の語順感覚からすると、文のはじめと終わりであれば、どちらに重点を置いて聞き取りすべきだと思いますか?

ここまでくれば、すでにおわかりだと思いますが、もちろん「はじめ」ですね。

英語は「だれが・どうした」という文の最も核になる部分を一番最初に述べます。
さらに疑問文では最初に「何」「どこ」「いつ」などの表現がきます。

ところが、日本語はどうでしょう?

主語を省くことも多いですし、動詞は一番最後にきます。

「~した」のか「~しなかった」のか、最後になるまでわかりません

実は、この習性がリスニングに影響しているんです。

日本語の聞き取りは、文の最後に向かって徐々に集中力をあげていけば、挽回が効く。

英語は最初に集中していないと、途中から挽回できない。

このようなイメージです。

ですから、英語のリスニングするときは、次の手順でトライしてみてください。

①意味は考えずに、最初の2語を聞き取る練習をする

②意味は考えずに、最初の3語を聞き取る練習をする

③意味は考えずに、最初の4語を聞き取る練習をする
(最初の4語を聞き取れれば、その全体を聞き取れる可能性はかなり高いです。)

④全体を聞き取りながら、意味を捉えられているか確認
(訳すという意味ではありません。無意識に意味が頭に入るかをかくにんするだけです。)

⑤シャドーイング練習

(シャドーイング練習のやり方に関してはこちら


慣れてくれば、①②を飛ばして③からスタートしてもよいでしょう。

やっていただくと実感すると思うのですが、僕たち日本人にとって、文の最初に集中す最大限、集中するという習慣がないので、最初のうちは意外と難しく感じると思います。

ですが、この文の核となる部分を最初に聞き取って、あとはどんどん後ろへ内容をつけ足していくという感覚がつかめると、英語の語順感覚がかなり身についているといえる状態になるでしょう。

(まとめ)英語の語順を理解したら習慣にしよう

一歩ずつ階段を上る

いかがでしょうか?
なんとなくでも英語の語順感覚がイメージできるようになりましたか?

おさらいです。

①まず、主語【だれ、なにが】を明確にします。

②次は、主語にあたる人や物・事が【どうしたのか、どういう状態なのか、何者なのか】を述べます。いわゆる動詞です。

③次には、【主語がどんな状態か、何者なのか】や、動詞が影響を及ぼしてる相手【だれだれ、何々】を述べます。

④そして、必要に応じて、後ろへ後ろへと必要な情報つけ足していきます。

まず、スパッと「だれが、何が・どうしたのか、どうであるのか」を言い切ったら、あとは前から後ろへと情報を加えていく発想が英語の語順イメージです。

日本語と比べてみると、発想がまったく違うことに気づけますね。

そういった違いを味わいながら学習すると、難しく感じる文法学習も楽しく、趣を感じながらできると思います。

そして、理解、イメージができたなら、そこからはそれを取り込む練習を習慣化して英語の語順感覚を身につけてください。

語学学習は、なんとなくわかったということも、もちろん大きな進歩なのですが、それで終わっては少し、もったいないですね。

理解 → 反復 → 感覚

この「意識」から「無意識」のレベルに持っていけると、使える英語となるのです。

この語順感覚も日頃の学習に少し意識を加えていくだけで、できることが多いですので、ぜひトライしてみてください。

英語の「語順」と「文型」は、イコールといってもよいくらい密接なつながりがあります。以下の記事は「英語の基本5文型」に関するものです。

英語の基本5文型の見分け方:例文を使って初心者でもわかりやすく解説

この「語順」の記事とあわせて読んでいただくと英語の根幹ともいえる基礎の部分が飛躍的に伸びると思いますので、ぜひ学習してみてください。

また、こちらの記事でも英語の語順を含め、英語の学習方法や、教材を解説していますので、ぜひ参考にしてください。
『誰でも気軽に独学で英語の勉強:初心者でも継続できる英語の学習方法を知りたいならここ!』 

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